映画を観るということ

映画の感想を書き殴ったり(だいぶ甘めに)個人的な評価をつけたりします。

映画『君の膵臓をたべたい』感想 これはガチの良作

初めて見た時からおもってたけどタイトルインパクトあるなぁ…

そんなわけで原作住野よる先生「君の膵臓をたべたい」の実写映画を観に行ってまいりましたのでその感想を。

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個人的な評価★★★★★(4.9)

久しぶりにとても胸が締め付けられるような切ない青春映画を観た。観た後のなんとも言えない喪失感、空虚感、虚脱感。良い作品を味わった後の独特のこの感じが辛いんだけどすごいクセになってしまう…

 

とにかく観て欲しい、読んでほしい、ここで伝えられるのはそれくらいですね。

 

ちなみにタイトルはとてもアレですがグロテスク、ホラーな要素は一切ない青春モノなのでご安心を!

 

2017年ナンバーワン青春映画!

学生さんでも大人でもおじさんでもおばさんでもみんなに味わってほしいです。

こんな人にオススメ!

・切なく泣ける青春映画が観たい!

・可愛い浜辺美波ちゃんが見たい!

・かっこいいDISH//北村匠海くんと小栗旬が見たい!

ミスチルの「himawari」の歌詞の意味を知りたい!

 

断言します、結構泣けます!!(泣ける人は)

 

ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください

 

簡単なあらすじ

高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の 言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。 彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を 思い出していく―。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、 【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。 だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、 終わりを告げる。
桜良の死から12年。
結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた―。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人―。

 

映画『君の膵臓をたべたい』オフィシャルサイト

 

キャスト・スタッフ

・監督 月川翔

・脚本 吉田智子

・原作 住野よる「君の膵臓をたべたい」

 

・配給 東宝

・公開日 2017年7月28日

・主題歌 Mr.Children「himawari」

・キャスト

 

浜辺美波/北村匠海DISH//)/大友花恋/矢本悠馬/桜田通/森下大地/上地雄輔/北川景子/小栗旬

 

感想

まず良かった点はやっぱり役者さんとキャラがちゃんとハマってたことですよね。浜辺美波ちゃんと北村匠海君はすごいハマってたし聞いててすごい癒される声だったのが大きいかもしれませんね。プロデューサーの春名 慶さんも浜辺美波ちゃんが主演に抜擢された決め手は声の訴求力と言っていますし。というか単純に浜辺美波ちゃんが可愛すぎた!演技もとても16歳とは思えないくらい良くて心動かされました。

 

元々の原作の「君の膵臓をたべたい」という高級素材の旨味を映画では殺すことなく加工してくれて原作ファンもほぼほぼ満足できるものでした。

ただ、もし原作も映画もまだ観てない人がいるなら映画→原作の順で観る、読むことをオススメします。原作読んだ後に映画だとどうしても「あそこのシーンがない」という感想が出てきてしまうからです。120分という限られた時間の中で全てを拾うのはとても難しいことなのです。

個人的にはむしろ山内桜良(浜辺美波)ちゃんの可愛さだけで100万点!原作超えとさえ思ってますね。顔の可愛さクラスで3番目はさすがに嘘でしょ…

春樹(僕)くんは原作では【秘密を知ってるクラスメイト】くんだとか【仲のいいクラスメイト】くんだとか【仲良し】くんとか本名では決して書かれず段々と【】の名前が変わっていくのですが映画でも本名が最後まで出てこなかったのが原作に沿ってて良かったですね。

 

中身の感想としてはとりあえず春樹(僕)くん幸せになって(TT)

タイトルの尖った感じに対しての中身が感動モノというギャップがまたいいですよね。

 

この作品の1番キツイところは最後桜良ちゃんがやっと退院し桜を見に行こうというところであんなに悩まされ、泣き、闘ってきた病気ではなく通り魔によって殺されてしまうことですよね。(なんでこんな辛いかって浜辺美波ちゃんの山内桜良ちゃんがあまりにも可愛すぎるから余計になんですよね…)

 

あとは、春樹(僕)くんの「君の膵臓をたべたい」というメールは届いたのか実写だとわからないのが少し残念ですね。

春樹(僕)くんが共病文庫を読むシーンはやっぱり泣いてしまいました。

 

そしてガムくん!君が唯一の癒しだw

12年後の北川景子演じる桜良の親友、恭子の結婚相手の上地雄輔演じる宮田一晴が実はガムくんだと最後にわかるようになる演出は面白かったですね。まじかよ!ってなりますよね。

 

正直こういった話は「四月は君の嘘」とか「世界の中心で、愛をさけぶ」など何番煎じだみたいな感想を見かけましたが全然違うと思うんですよね。どうしてああなったとか厨二病だとかラノベみたいとかわからなくはないんですけどどうしても自分はこういう作品に弱くて…まぁ感想は人それぞれということです。

人に平等に訪れる死。それに対してどう向き合って生きていくか。最後には前向きになれる素敵な作品だと僕は思います。

 

そしてとても実写向きな作品だと感じました。

浜辺美波ちゃんと北村匠海くんの演技も最高でしたしもうこれ以上は言うことなしです。

 

「himawari」の歌詞

優しさの死に化粧で
笑ってるように見せてる
君の覚悟が分かりすぎるから
僕はそっと手を振るだけ

「ありがとう」も「さよなら」も僕らにはもういらない
「全部嘘だよ」そう言って笑う君を
まだ期待してるから

いつも
透き通るほど真っ直ぐに
明日へ漕ぎだす君がいる
眩しくて 綺麗で 苦しくなる
暗がりで咲いてるひまわり
嵐が去ったあとの陽だまり
そんな君に僕は恋してた

想い出の角砂糖を
涙が溶かしちゃわぬように
僕の命と共に尽きるように
ちょっとずつ舐めて生きるから

だけど
何故だろう 怖いもの見たさで
愛に彷徨う僕もいる
君のいない世界って
どんな色をしてたろう?
違う誰かの肌触り
格好つけたり はにかんだり
そんな僕が果たしているんだろうか?

諦めること
妥協すること
誰かにあわせて生きること
考えてる風でいて
実はそんなに深く考えていやしないこと
思いを飲み込む美学と
自分を言いくるめて
実際は面倒臭いことから逃げるようにして
邪(よこしま)にただ生きている

だから
透き通るほど真っ直ぐに
明日へ漕ぎだす君をみて
眩しくて 綺麗で 苦しくなる
暗がりで咲いてるひまわり
嵐が去ったあとの陽だまり
そんな君に僕は恋してた
そんな君を僕は ずっと

 

きっと春樹(僕)くん視点で桜良ちゃんのことを歌ってる曲なんでしょうけど観た後だと歌詞の意味がわかって胸が苦しくなりません?

さらに言うなら多分これは12年後の僕なんでしょうね。桜井さんの作曲作詞のセンスはやはり抜群ですね。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』感想 ダーク・ユニバースシリーズ第1作目はなんだか微妙

トム・クルーズ主演のダーク・ユニバースシリーズ第1作目「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」!

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「ダーク・ユニバース」とは?

今作「ザ・マミー」を第1作目として、今後ドラキュラやフランケンシュタイン、狼男、透明人間など数々のモンスターが登場する映画が制作されていく予定のようです。

そんな「ザ・マミー」は1932年に公開されたミイラ映画の原点とも言える「ミイラ再生」をリブートした作品なのです!

個人的な評価★★★☆☆(3.0

イーサン・ハントの次のミッションはミイラ退治!?そんなわけで半分トム・クルーズ見たさで「ザ・マミー」観に行きましたが端的に言って正直かなり微妙でしたね。面白いという意見も少し見かけたのでただ自分にハマらなかっただけかもしれませんが…

世界観は嫌いじゃないんです。ハムナプトラとかみたいなのが好きなら少しオススメします。

あとちょっとホラーが強かったですね。結構ドキってする場面がいくつかありました。バイオハザードなんかより全然怖いわ…

 

そして所々に入るギャグは嫌いじゃありませんでした。でもシリアスとギャグが噛み合ってなかった感じがしたかな…

アクションも思ったほどでもなかったんですよね。もっとかっこいいのが見たかった!

 

まぁまだ壮大な物語の序章って感じなのでこれからのダーク・ユニバースに期待ですね。

最終的にアべンジャーズみたいになればいいのに。

 

ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください。

 

簡単なあらすじ

 灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見。調査のため棺をイギリスに輸送するが、想定外の事態により飛行機はロンドン郊外へ墜落。即死であったはずのニックはなぜか無傷のまま遺体安置所で目を覚まし、脳裏に浮かぶ美しい女性の言葉に導かれるように、棺の行方を捜す。
その棺に眠っていたのは、5000年前にファラオから裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化すが、封印された古代エジプト王女アマネットであった。そして彼女は、ついに永い眠りから目覚めようとしていた―。

http://themummy.jp/sp/about/

 

キャスト・スタッフ

・ 監督 アレックス・カーツマン

・原案 カール・フロイント『ミイラ再生』

・音楽 ブライアン・タイラー

・日本公開日 2017年 7月28日

・キャスト

 

トム・クルーズ/アナベル・ウォーリス/ソフィア・ブテラ/ジェイク・ジョンソン/コートニー・B・ヴァンス/ラッセルクロウ

 

感想

エンドロールが異様に長く感じましたね。実際長かったのかな?そしてエンドロール後は特に何もなし。おいおい、MCUはいつも楽しみ用意してくれるぞ!まぁそこはいいんですけど。

そしてラッセル・クロウ演じるヘンリー・ジキルとその秘密組織プロディジウムが気になりすぎる!

今後どのような存在として立ちはだかるのかそして最後無敵モンスターと化したニック・モートンは今後でてくるのか…出てくるとしたらどんな形で?ザ・マミー自体はそれほど面白くなかったのに気になることがいっぱいです。

 

主人公のニックははっきり言ってかなり役立たずでしたね。終始アマネットから投げてたイメージしかないです。

 

うーん、この映画に関してはこれ以上言うことないな…

次のダークユニバースは「フランケンシュタインの花嫁」かな?ザ・マミーの反省を活かして欲しいですね。

 

まぁトム・クルーズが見たいって人はおとなしく「ミッション・インポッシブル」でも観ましょう。ちなみに自分はローグ・ネイションが1番好きです。

 

 

 

 

 

 

 

『劇場版 魔法少女リリカルなのは Reflection』感想

帰ってきた「なのは」待ちに待ちまくった劇場版3作目!

リリカルなのはの名作ゲーム「BOA」「GOD」のキャラや設定などの要素を取り入れた完全新作ストーリーが大変素晴らしかったのでその感想を。

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個人的な評価★★★★☆(4.5)

良かった!全てが良かった!最初から最後まで中だるみすることもなく泣き要素もありアツイ要素もありいつもの「なのは」って感じでした!脚本は完璧だったと思いますね。物足りなかったとかつまらなかったみたいな感想もちらほら見かけますが自分は後述する続編次第だと思いますね。「Reflection」は個人的には締めが良かったと思うので概ね満足です。

 

そしてまた奈々様の主題歌・挿入歌、ゆかりんの挿入歌が最高すぎた・・・

やっぱり「なのは」楽曲はこのコンビに限りますね!

続編もすでに決定していてタイトルは「Detonation」!!!

「Reflection」と合わせて前後編になるみたいですね。

 

なのは知らないって人はテレビ版でなくてもリメイクとして作られた劇場版1st、2ndを観れば充分楽しめると思いますのでそちらを観ることをオススメします。

 

ここからはネタバレを含みますので自己責任でお読みください

 

簡単なあらすじ

「魔法少女リリカルなのは Reflection」本予告第一弾 - YouTube

荒廃によって静かに
滅び行く惑星エルトリア。
死にゆく土地に残った家族、
フローリアン一家は「惑星再生」を
夢見て研究を続ける研究者夫婦と、
2人の娘・アミティエとキリエの4人家族。

しかし父親であるグランツ・フローリアンが
病に倒れ、惑星再生の夢が潰える。

 そんな中、キリエは「遥か遠い異世界」に
父の救済と惑星再生の希望を求める。
そんなキリエを止める姉の
アミティエだったが
キリエは姉の制止を振り切り、
幼馴染みで親友のイリスとともに、
遥か遠い異世界への旅に出る。
行き先は「地球」と呼ばれる星の
極東地区の小さな島国、日本。

惑星再生の夢を叶える「鍵」を

探索するキリエとイリスは、
日本で暮らす3人の少女たちのもとへ向かう。
少女たちの名は
高町なのは
フェイト・T・ハラオウン
八神はやて」。

その出会いは、二つの世界と

二つの惑星の命運を賭けた
戦いへと繋がってゆく―。

http://www.nanoha.com/story.html

キャスト・スタッフ

原作・脚本 都築真紀
監督 浜名孝行

アニメーション制作 セブン・アークス・ピクチャーズ
配給 松竹

主題歌「Destiny's Prelude」
挿入歌「Invisible Heat」

歌-水樹奈々キングレコード

挿入歌「真夏のHoney Days」
歌-高町なのは(CV:田村ゆかり

キャスト

田村ゆかり/水樹奈々/植田佳奈/戸松 遥/佐藤聡美/日笠陽子/清水香里/真田アサミ/柚木涼香/一条和矢/ゆかな/釘宮理恵/清水 愛/久川 綾/桑谷夏子/高橋美佳子/松岡由貴/水橋かおり

感想

最後のフォーミュラモードなのはちゃん登場からの「今度は必ず守ります!」はさすがに震えました。

もう出ている「Detonation」ティザーページの方がこちら

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かっこよすぎる…

なのはちゃんって結構ピンクのイメージありましたけど通常のバリアジャケットはピンク色ほとんどなかったんですね。同じ意見ちらほら見かけますがもうこれ完全にガンダムですよ…

なのはちゃんの相手を殴って一度落ち着かせてから話すスタイル嫌いじゃない。

 

アミタとキリエのフローリアン姉妹、ディアーチェ、シュテル、レヴィらマテリアルズ、ユーリの「GOD」組。そして新キャライリスを加えた今作。よくまとまっていたと思います。

それにしてもイリスとかいう子やばすぎる…これはDetonationはどうなるやら。大変なことになっちゃってましたけどまぁきっといつも通りなのはさんがなんとかしてくれるでしょう
 

そしてこれだけの新要素に加えみんなが気になっているフェイトとリンディ提督の親睦も混ぜてきやがった…フェイトの「母さん」呼びと再起動のとこは最高でした。正直ここが1番感動したし好きなシーンでしたね。

 

それだけでなくママ達やアリサやすずか達も出てきて本当に丁寧に作られてるなと感じました。Detonation来年と言わずはよ。

 

約2時間で1クール分ぐらいの熱量がありましたね。しかも7、8割くらいが戦闘シーンw

大変満足できるものでした。

 

個人的に好きな奈々様の曲ランキング

リリカルなのはの奈々様の曲の中で特に好きな曲3つを紹介していきます。(クソどうでもいい)

 

3位

innocent starter 

魔法少女リリカルなのは」テレビアニメ第1期のop。言わずとも知れた名曲ですね。

 

「始まり」くれた君に そっと囁く

二人だけの約束を
変わることのない永遠の魔法
未来が囚われても 遠く消えても
澄んだ風(こえ)が覚えてる
僕の名前を呼んで
あの日のように笑いかけて

 

 歌詞の意味考えると泣けません?

2位

BRIGHT STREAM

こちらは劇場版2ndの主題歌。そして奈々様の大ヒット曲ですね。

 

君の笑顔がもっと見たくて

気付けば僕も笑っていた
当たり前な日々がこんなに愛しいと
君が教えてくれた

 

ここの他にも「」のついた「怖がらないで
いつもそばにいるよ」と「ここにいたいよ…
ずっと一緒にいたい」の部分がめちゃくちゃ好きですね。2ndの内容を考えれば考えるほど

 

1位

 Pray

第3期24話でフェイトちゃんが活躍シーンで流れるアツ〜い曲!

 

僕はいつでも傍にいる どんな時でも傍にいるよ
この世の全てが敵だって 君だけの盾になる
いつしか涙は明日を灯す 奇跡の太陽に
もう行こう 護るものがあるなら...

 

やっぱりすごい前向きになれる曲!大好きです。

 

 

他にも「ETERNAL BLAZE」とか名曲はいっぱいあるんですけどこの3曲を選ばせていただきました。もし良かったら聴いてみてください!

 

奈々様はやはり最高やね

 

 

 

実写映画『銀魂』感想

週刊少年ジャンプにて連載中の大人気漫画の実写映画の『銀魂』。キャストはめっちゃ豪華!

その感想を。

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個人的な評価★★★☆☆(3.5)

正直かなり笑いましたし観ている他の人もクスクス笑っていました。ギャグ、コメディの面は完璧でしたね。

それ「アウトォ!」みたいなシーンはいっぱいありましたけどねw

 

他には演技が大変素晴らしかったと思います。今作はキャストがとても豪華でした。そして問題の橋本環奈ちゃん!橋本環奈が神楽ってどうなの?って自分も観る前思ってました。けどこれがすごいハマってた。正直可愛いだけの子かと思ってましたけどすごく良かったです。 

小栗旬の銀さんはイケメンだったけどやはり銀さんは杉田智和さんの声じゃなきゃ違和感ありますね(これはもうどうしようもないですが)

そして堂本剛高杉晋助は最高でしたね。色気ムンムンでした。

 

実写ということを利用した演出は見事でした。

漫画の実写化だとどうしても現れてしまうチープさやB級映画感。それが福田監督の銀魂だと逆に良く感じてしまう。

原作の雰囲気を壊さないようにしつつ実写ならではの味があり大変良かったです。もうこれは原作とは別の「銀魂」と考えてもいいかもしれませんね。

やりすぎには注意ですが銀魂の自由な感じ最高です。 

 

主題歌はUVERworld「DECIDED」めちゃカッコよいです。自分の大好きなアーティストさんなので最高でした。

 

 ちなみにベースは原作の10巻〜12巻です。

銀魂ファンにも概ねウケているみたいで近年の漫画実写では成功と言っていい部類ではないかと。

 

銀魂を知らないって人も銀魂大好きな人も男の子も女の子もみんな観てみてくださいな

簡単なあらすじ

侍の国…この国がそう呼ばれたのも今は昔の話。江戸時代末期、宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途をたどっていた。かつて攘夷志士として天人と最後まで戦い「白夜叉」と恐れられた坂田銀時も、今は腰の刀を木刀に持ち替え、かぶき町の便利屋<万事屋(よろずや)銀ちゃん>を呑気に営む日々。そんな彼の元に、かつての同志である桂小太郎が消息不明になり、高杉晋助が挙兵し幕府の転覆を企んでいるという知らせが入る。事件の調査に乗り出した万事屋メンバーの新八、神楽の身に危険が迫ったとき、銀時は再び剣をとる。進む道、戦う意味を違えたかつての同志と対峙し、己の魂と大切な仲間を護るために――。

大ヒット上映中! 映画『銀魂』公式サイト

ネタバレ有りの感想

とりあえず言わせてほしいのは「鼻ほじりすぎィィ!!」小栗旬はともかく橋本環奈ちゃんにもやらせるなんて監督はなに考えてるんだ!

あとこれはみんな思ったかもしれませんがモザイクが薄すぎるw

そしてエンドロールにて判明する衝撃的な事実。エリザベスの中身がまさかの山田孝之。「山田孝之ぃ!?」みたいな声が劇場では周りから聴こえてきました。まぁ監督が「勇者ヨシヒコシリーズ」の福田雄一監督なのでそのチョイスはわからないでもないですが。

 

銀魂」実写は福田監督で正解でしたね。すごく合っていました。

しかし正直「紅桜篇」は個人的には好きなのですがシリアスなしでギャグだけやってれば良かったんじゃないかって思わずにはいられないです。前半は楽しんでみてたのですが後半は正直少し退屈でした。人によっては楽しんで観てた人もいるかもしれないのであくまで個人的な意見でしかないですが。

キャラのクオリティの高さギャグの面白さは申し分なしでした!

 

このあと公開を控える漫画実写化作品「東京喰種」「ジョジョの奇妙な冒険」「斉木楠雄のψ難」「鋼の錬金術師」にも期待したいですね。いずれも大好きな作品なので楽しんで観たいですね。

豪華なキャスト

最後にやっぱりなんといっても今作はキャストが豪華なので載せておきます。

出演者

 

小栗旬
菅田将暉
橋本環奈
柳楽優弥
吉沢亮
早見あかり
安田顕
ムロツヨシ
長澤まさみ
岡田将生
山田孝之
佐藤二朗
菜々緒
新井浩文
中村勘九郎
堂本剛

 

それにしても山田孝之の無駄遣い感w

 

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』感想

ティム・バートンの新作映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を観たのでその感想を。

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 個人的な評価★★★★☆(4.0)

端的に言って面白かったです!まぁ、ティム・バートンフィルムですから期待はしてましたけどなかなか良作だったと思います。

キャッチコピーの通りティム・バートン史上最も奇妙だったと思います。前半はティム・バートンフィルムならではの不思議で奇妙な世界観を魅せ後半はサスペンス&アクションそして主人公ジェイクとエマの恋愛も織り交ぜバランス良く飽きさせない展開で面白かったです。ちょっとホラーかもですが子供が観ても大人が観ても楽しめる映画だったと思います。あと所長ミス・ペレグリンエヴァ・グリーンがめっちゃ美人でヒロインのエマ役エラ・パーネルもかなり可愛かったですね✨エヴァ・グリーンは個人的に大好きな映画カジノ・ロワイヤルから10年経ってるのにお美しいままでびっくりしました。

まだ観てない方はぜひ観てみてくださいね!

簡単なあらすじ

フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な少年。そんな彼の唯一の理解者である祖父が謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で古めかしい屋敷を発見。そこには美しくも厳格なミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちが住んでいた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿ったある“力”に気づき、屋敷に迫る恐るべき脅威に立ち向かっていくのだった……。

映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメントオフィシャルサイトより

 

原作はランサム・リグズの「ハヤブサを守る家」

ネタバレ有りの感想

面白かったですけどやはりティムバートンフィルムなのでちょっとホラーでしたね。人がホローになるシーンや眼球を食べるシーンはなかなかきつかったですwまぁでも最後はおじいちゃんも無事で

ジェイクもみんなの元に行きジェイクとエマの恋の行方もハッピーエンドって感じで良かったですね。エンディングのWish That You Were hereは聴いてて謎の喪失感がありましたねwあの続きが見たいという気持ちとこのまま終わりでいいかなという気持ちと半々でした。

次のティム・バートン新作が楽しみです!

映画『ジョン・ウィック:チャプター2』感想

七夕に帰ってきたジョン・ウィック!(日本公開日は7月7日)キアヌ・リーブス主演のアクション映画ジョン・ウィック:チャプター2」を観てきたのでその感想を。

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個人的な評価★★★★☆(4.0)

 少なくとも1よりは断然面白かったです!髭生やしたイケオジのキアヌがとにかくかっこいい。そして相変わらずの不幸に取り憑かれたジョン・ウィックが見てて不憫になります。そして敵を1人残らず容赦なく倒していく。キアヌ・リーブスの俺TUEEE!!が見たいならとにかくオススメの映画。スケールも敵の数も強さも上映時間も前作以上。前作で微妙だと感じた人もチャプター2なら満足できるやもしれません。

ちなみに今作ではローレンス・フィッシュバーンが出てくるので途中「あれ?ジョン・ウィック観てたつもりがマトリックス(ネオとモーフィアス)になってる」なんてことにも。監督は前作と同じですが「マトリックス」のスタントをつとめたチャド・スタエルスキー。なのでアクションシーンは見応えありまくり。色んなアクションが見られます。

あ、もちろんタイトル通りチャプター2なので観てない人は1も観てくださいね。観ないとわけわかんないかも。(チャプター2は前作から5日後の物語です。)好調ならチャプター3もあるのかな?

まだ観てない人は是非観てみてください!

 

簡単なあらすじ

伝説の殺し屋ジョン・ウィックによる壮絶な復讐劇から5日後———。彼のもとにイタリアン・マフィアのサンティーノが姉殺しの依頼にやってくる。しかし平穏な隠居生活を望むジョンは彼の依頼を一蹴、サンティーノの怒りを買い、想い出の詰まった家をバズーカで破壊されてしまう。愛犬と共に一命をとりとめたジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円の懸賞金を懸けられ、全世界の殺し屋に命を狙われることになる。

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STORY | 映画『ジョン・ウィック:チャプター2』オフィシャルサイト

ネタバレ有りの感想

ん〜〜〜〜〜ジョン・ウィック最強すぎてもはやアベンジャーズとかMCUに出てもオイラ驚かないぞ。

ジアーナ・ダントニオが死んでからが本番でしたね。700万ドル(7億円)の懸賞金をサンティーノにかけられ世界中の殺し屋に連絡がいくシーンは鳥肌でした。ジョン・ウィックは120分間休む暇なしでしたね。

頑丈すぎるスーツのことは置いといてしっかり敵の銃弾も受ける時は受け、銃はしっかり両腕で構えて打ち、殺しそこねることのないようしっかりトドメを刺す。やはり「ジョン・ウィック」はリアリティがあっていいですね。それもハンドガンなのがいい!序盤も車に轢かれまくりでボロボロで笑いましたw

今回は家を荒らされるどころか粉々にぶっ壊されてましたけど前作は殴り蹴飛ばされて死んでたのに今回の犬はあの爆発の中でも死なないとは…安心しました。

カシアンはかなり手強かったですけどアレスは手話でカッコつけてたわりにあっさり負けて笑いましたねwやはりジョン・ウィックには敵なしか。

サンティーノも容赦なく殺してコンスタンタル・ホテルを利用できなくなったのは世界中の殺し屋を敵に回した今のジョン・ウィックにはかなり辛いですね。

あの終わり方はチャプター3あるのかな?全然作れそうですよね。この調子でシリーズ重ねるごとにさらに面白くなっていって欲しいですね!

  f:id:aquariusz0106:20170708235853j:image⬆︎これめちゃかっこよくない?

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』感想

待ちに待った「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第5作目「最後の海賊」を観たのでその感想を。

監督はヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ

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個人的な評価★★★★☆(3.7)

前作「生命の泉」から約6年ぶりのパイレーツ。良かったです。 少なくとも生命の泉よりは面白かったと思います。ジャックやその仲間のギブスら、バルボッサやウィル・ターナーとエリザベスの息子のヘンリーなども出てきたりファンも嬉しい要素も詰め込まれていて良かったと思います。ただ少々物足りなさは感じましたね。ギャグは相変わらず面白かったです。そしてジャックも大物感なくていいですねwストーリーは正直微妙でしたがキャラが良かったのでこの評価。吹き替えで観たのですが大塚明夫さんのサラザールは最高でしたね。予告でもある通りジャックの若いころ「キャプテン・ジャック・スパロウ」になる前のお話もちょびっと描かれます。まぁ「パイレーツ・オブ・カリビアン」好きなら観に行って損はないかと。しかしやはり最初の3部作を超える出来ではなかったと思いますね。原題は「Dead men tell no tales (デッド・メン・テル・ノーテイルズ)」で死人に口無しという意味。げん相変わらず邦題はセンスありませんね。最後は泣けるかも?

気になった方は是非観てみてください。エンドロールは終わるまで退場しないことをオススメします!

簡単なあらすじ

  かつてジャックと冒険を共にしたウィル・ターナーは、今や幽霊船フライング・ダッチマン号の船長として呪われた運命を生きている。その息子ヘンリーは、父を救おうと海の伝説を調べつくし、呪いを解く力が伝説の秘宝<ポセイドンの槍>にあることを突き止める。
 勇気ある青年に成長したヘンリーは、英国軍の水兵となるが、いまだ<ポセイドンの槍>にはたどり着けずにいた。ある日、船が危険な“魔の三角海域”近くを航行中、恐ろしい姿をした“海の死神”サラザールに襲われる。 “魔の三角海域”の呪いから我が身を解き放つため、伝説の海賊ジャック・スパロウと彼の持つ<北を指さないコンパス>を欲するサラザールは、同じくジャックを探すヘンリーをひとりだけ生かし、ジャックへの伝言を託した。ほどなく船は遭難し、ヘンリーは、英国植民地セント・マーティン島に流れ着く。
 そこでヘンリーが遭遇したのは、科学者ゆえに魔女の濡れ衣を着せられて追われている、美しい天文学者カリーナだった。彼女は、まだ幼い頃に生き別れた父が残したガリレオ・ガリレイの日記に秘められた謎を解こうとしていた。その謎とは、なんと<ポセイドンの槍>にたどり着くための方法・・・。だが彼女は、英国軍に捕らわれ、投獄されてしまう。

 

作品情報|パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊|ディズニー公式

ネタバレ有りの感想

 今回ブラックパール登場しないのかなーなんて思ってたら登場してちょっと興奮しましたね。そこにフライング・ダッチマン号やアン女王の復讐号も参戦し共闘みたいなのも見たかったですけどね。

敵のサラザールは復讐に燃えるいいキャラしてたんですがあまり強くなくて少しガッカリでしたね。能力頼りというか船頼りというか。

バルボッサは今回完全に主人公してましたね。最後も泣ける展開で良かったです。正直命を捨ててまでただの人間に戻ったサラザールを倒す必要はあったのか…という疑問はありますがw

バルボッサは長い航海の最後の最後に自分の宝(カリーナ)を見つけられて良かったですね。自分はジャックとバルボッサの関係が大好きなのでバルボッサが退場してしまうのは少し寂しい。

ウィルとエリザベスの息子とバルボッサの娘が恋人関係ってなんか面白いですよねw

最後ヘンリーは呪いの解けた父と再会しウィルとエリザベス、ヘンリーとカリーナも幸せな感じでめでたしめでたし。その光景を見たジャックは「なんてゾッとする光景だ」なんて言ってましたが内心では微笑んでそうですよね。

「お前ら二度と厄介ごとには巻き込まれるなよ」みたいなw

エンドロール後は続編を示唆するようなシーンがありましたね。デイヴィ復活はなくとももしかしたら「フライング・ダッチマン号」に所縁のある人物か…?近いうちに続編が観れるかもしれませんね。

いつまでも続いていて欲しいシリーズです。