映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 感想
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を観ましたのでその感想を。
個人的な感想★★★★☆(4.0)
まずは個人的な評価ですが…はい、とっても面白かったです!もちろんいくつか不満のある点もありますが久しぶりにハリーポッターの世界を劇場で味わえたこと、新しい主人公ニュート・スキャマンダーとその素敵な動物たち…もう大満足でした。
元はハリーポッターシリーズに登場する「幻の動物とその生息地」という書物で2001年には実際に発売されてます。それを元に今回映画化され全5章公開予定であることがわかっています。
舞台はハリーポッター第1作目より70年前のアメリカなのでお馴染みのキャラなどはもちろん登場しませんがホグワーツという単語やダンブルドアの名前などは出てきたりします。
主人公のニュート・スキャマンダーは魔法動物たちを保護し元の居場所に帰してあげたりしているのですがとても優しくて見ていてほっこりします。あと顔も可愛いです笑
主人公のニュート・スキャマンダーとヒロインのティナは宮野真守さんと伊藤静というアニメ界ではかなり名の知れた声優さんで吹き替え版ではニュートはかっこよくまた優しそうにティナは美しい印象を受けました。吹き替え版オススメです!
最後は綺麗な終わり方できっとみんな満足できると思います。敵が伏線を最後残していった(?)ので続編がどうなるのか楽しみです!
少し不満だった点は魔術同士の撃ち合いをもう少しやってほしかったことくらいですかね…まぁ今回は主人公と動物たちがメインですから仕方ないんですけどね。
自分は普段洋画は基本字幕で観るのですがハリーポッターシリーズはやっぱり金曜ロードショーなどで何度も放送してるからなのかわかりませんがやはり吹き替え版でも観てみたいと思いましたね。ニュートは宮野真守、ティナは伊藤静なので尚更気になりますねw
続編はいつ頃になるのか、また本編「死の秘宝」の19年後を描く最終章「呪いの子」も映画化されるのか色々気になります。
まだまだハリーポッターシリーズ映画の方は色々続きそうで楽しみです!
映画『スプリット』感想 監督はM・ナイト・シャマラン!
日本公開前から話題を集めていたM・ナイト・シャマラン監督のホラー映画「スプリット」を観てきたのでその感想を。
個人的な感想★★★☆☆(3.0)
ホラー映画と聞いて観に行ってみましたが怖さはそこまでなかったというかどちらかというと世にも奇妙な話に近いような…日本の広告もなんか3vs23の頭脳バトルみたいな感じで書いてあったのに全然違いましたしw
まぁ感想としては観るのが苦痛というほど決してつまらなくはなかったです。どうやら世間では賛否両論あるようですね。予想できない展開もあり先を予想しながら観るのは楽しかったです。ケビン(23人格の)役のジェームズ・マカヴォイも良い味を出していましたしケイシー役のアニャ・テイラー=ジョイもとても美人でした。
シャマラン作品が好きな人は満足できる作品だったのかな?と思います。
簡単なあらすじ
級友のバースデーパーティの帰り、車に乗った3人の女子高生。見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。目を覚ますとそこは殺風景な密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、姿を現す度に異なる人物に変わっていた― なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ!そして、さらに恐るべき24番目の人格が誕生すると、彼女たちは恐怖のどん底に。3人 VS <23+1>人格。果たして、3人は無事に脱出できるのか!?
“Don't even try guessing the ending.”(結末を予想してもムダだよ)
映画「スプリット」公式サイトSTORYより
STORY|映画『スプリット』公式サイト 5月12日(金)公開
ネタバレ有りの感想
まず一つ言いたいのはみんなもっと慎重に行動しろよ!って心の中でずっと思っていましたw
まぁあの状況じゃ仕方なかったのかもしれませんがw
あとは個人的にはケイシーの過去とかもうちょっと掘り下げて欲しかったですね。他にもビーストのこととかちょっとよくわからない部分もありましたがまぁ面白いと感じられる作品でした。23人格の設定も面白かったしケイシーがどうやって切りぬけるのか観ててドキドキしました。そして最後にエンディング後に告知されましたが2019年には「スプリット」と「アンブレイカブル」の二つの続編が出るらしいですね。タイトルは「GLASS」どんな内容になるのか楽しみですね。シャマラン作品はシックスセンスしか観たことがないのでアンブレイカブルも観てみようと思います。
それにしてもワイルドスピードといい最近のハゲは強いやつばかりですねw
最後に楽しそうなこの画像を
映画『メッセージ』感想
ずっと気になっていた映画「メッセージ」(arrival)を観てきました。
宇宙船の形がばかうけに見えるということで話題になっていましたねw
監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ
個人的な評価★★★★☆(4.0)
原作未読で観てきましたが端的に言ってなかなか面白かったです。なるほど、そうきたかー!という感じでしたね。よくできた作品だと感じました。この作品は予備知識無しの方がより楽しめるかもしれませんね。これは新しいSF映画だなぁと思いました。未知の生命体(ヘプタポッド)とのファーストコンタクトは見ててすごいワクワクしましたwそして単なるSF映画で終わるのではなく本質的には哲学的な人間賛歌のストーリーといった印象を受けました。また伏線回収も見事でしたね…これはもうとりあえず観てくださいとしか言えませんが思わず騙される構成でしたw色んなテーマが盛り込まれているのに別にごちゃごちゃしていない綺麗なストーリーになっていて素晴らしかったです。
SF映画が好きなら是非観てみてください!
簡単なあらすじ
突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを探っていく。その謎を知ったルイーズを待ち受ける、美しくそして残酷な切なさを秘めた人類へのラストメッセージとは―。
「メッセージ」公式サイト ストーリーより映画『メッセージ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
ネタバレ有りの感想
観客にルイーズの過去だと思わせるあの構成は見事でしたね。そして我が子の死とイアンとの別れを知ってもなおイアンと結ばれることを選ぶルイーズの選択には泣きそうになりました。
前半はヘプタポッドとの文字を使ったコミュニケーションでワクワクし後半は見事な伏線回収と最後の人生の選択についてを考えさせられ見事な構成でした。ヘプタポッドとのファーストコンタクトはとても丁寧でしたね。ヘプタボットの足(?)から文字を出しそれを解析するルイーズ達。リアリティがあって見応えがありましたね。それにしても3000年後の人類の危機を救いに来たアボットとコステロ達ヘプタボット良い宇宙人過ぎますね…
主演のエイミー・アダムスの演技も素晴らしかったし個人的に大好きなジェレミー・レナーもかっこよかったです。
久しぶりに良いSF映画が観れて大満足です。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』感想 前作を超える圧倒的面白さ!
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(原題:Guardians of the Galaxy Vol. 2)を観てきたのでその感想を。
個人的な評価★★★★☆(4.5)
控えめに言って最高だった!前作は個人的にこの作品自分に合わないなぁ…なんて思ってたんですが今作を見てもうGotG大好きになりました。それくらいの出来でした。シリアス、ギャグ、アクション、音楽どれをとっても素晴らしかったです。そしてクィル、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルート、ヨンドゥ、ネビュラ、マンティスみんながみんな個性あって最高でした。ところどころにギャグとか小ネタを入れてきてでもそれがくどくなくて締めるとこはしっかり締めてきて文句なしでした。
まだ観てない方は是非観てみてくださいな!
観終わった後も「もう一回観てぇ…」ってブツブツ呟いてますw
簡単なあらすじ
“スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケット、マッチョな破壊王ドラックス、ツンデレ暗殺者ガモーラなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。
小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。
そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥが率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか?
その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートな、ガーディアンズの最終兵“木”グルートだった…。
マーベル公式サイト STORYより作品情報|ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス|マーベル公式
ネタバレ有りの感想
観終わってとりあえず言いたいのはヨンドゥ、あんた最高だよ…ほんとに最高のキャラでしたね。最後は泣かされました。
最初はエゴとクィルのお母さん(メレディス)の恋の描写から始まりドンッ!と「34年後」の文字が出てガーディアンズメンバーの戦闘シーン。クィルの音楽をバックに踊るベビー・グルートめっちゃ可愛かったですねwそしてタイトルがドンッ!gotg節が炸裂した最高のオープニングでしたね。
前作の最後でベビー化してしまったグルート、今作ではそのキュートっぷりが爆発してましたね。ヨンドゥとロケットが牢獄に捕らわれた時のグルートとのコントは笑えましたねwそしてフィンの奪取と脱獄に成功したヨンドゥとロケットめっちゃかっこよかった!口笛でフィンと矢を操り敵を一網打尽にするヨンドゥは見ててニヤニヤしましたwロケットは最後の方の「また銀河を救っちゃう?」のセリフでニヤッとしてしまいましたね。
あとはちょこちょこ入るドラックスのマンティスの容姿disは酷いと思いつつ笑ってしまいました。ドラックスも良いやつだから嫌いになれなんいんですよね〜。本物の家族を知ってるからこそ今のガーディアンズの関係を「家族」と言ったドラックスにはグッときましたね。そしてロケットもまた不器用だけど仲間思いな一面が見られましたね。個人的に1番好きなキャラクターです。ガモーラとネビュラ姉妹も最後は和解できたっぽくて良かったですね。
最後はヨンドゥの死とそれを見送るかつての友と仲間達の敬礼は涙が止まらなかったです。
そしてお決まりのTHE GUARDIANS OF THE GALAXY WILL RETURN.(ガーディアンズオブギャラクシーは帰ってくる)の文字。
いやー今作でガーディアンズオブギャラクシーがとても好きなシリーズになりましたね。
エンディングでは成長し若干グレた思春期グルート、そしてガーディアンズオブギャラクシー潰す宣言するアイーシャ様。クィル達はヤバい奴らを敵にしてまった感ありますねw
続編が楽しみです。
MCU最高傑作(?)「ドクター・ストレンジ」感想
待望のMCU新作「ドクター・ストレンジ」を見ましたのでその感想を。
個人的な評価★★★★☆(4.1)
わたくし、本当につまらないと思うもの以外なんでも面白いと言ってしまうので参考にならないかもしれませんがドクター・ストレンジこれねぇ…めちゃくちゃ面白かった!!!
まぁ海外の評価も本当にMCU!?というくらい高かったので期待はしていたのですが予想以上でした。映像でいっても間違いなくMCU随一でしょう。2D字幕で観てしまったので次は押しがすごい3Dで観てみたいと思います。(みなさんもまずは3Dで観に行ってみてください)
簡単なあらすじ
天才外科医のベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジ(本名はスティーヴン・ストレンジ)がある日事故で両腕に大怪我を負ってしまいます。そんな彼が魔術師エンシェント・ワンに出会い彼自身の驚異的な才能もあって飛躍的に魔術を極めていき世界を救うためマッツ・ミケルセン演じるカエシリウスに立ち向かっていくというお話。
地球の物理的世界を守るお話が「アベェンジャーズ」対して魔術的世界のお話となるのがこの「ドクター・ストレンジ」でありMCUの新たな境地なのです!
MCUなのでやはりところどころ笑えるギャグもあり、しかし飽きさせない展開、独特の世界観、激しい戦闘などきっと観るほとんどの人が満足できる作品だったと思います。
まだ観てない方は是非!
ネタバレ有りの感想
最後の方は「ドクター・ストレンジ」の世界観をずっと味わってたくて「まだ終わらないで!!」ってずっと心の中で思って観てました笑
エンディング後ははソーが出てきたりモルドが「魔術師多スギィ!」という不吉な発言残して終わったり次のドクター・ストレンジの登場が待てませんね…次の登場はやはりソー:ラグナロクでしょうか?
ドクター・ストレンジならロキやサノスとも単独で戦えそうな気はしますね笑
あとドクターストレンジのマントちゃんが可愛かったですね、萌えました笑
そういえばドクター・ストレンジの原作は読んでいないのですが原作をなぞった設定、ストーリーかと思いきや少しだけ違うようですね。(カエシリウスはモルドの弟子だとかエンシェントは男だとか)
それにしてもアガモットの眼はチートですね笑
いくらスティーヴンが天才で魔術の才能があったとしてもアガモットの眼なしではドルマムゥは退けられなかったでしょうね。
設定も世界観も自分好みで最高の映画でした。
またシリアスとコメディのバランスもちょうどよく気持ちよく観れる作品だと思います。
ソー:ラグナロクなど他のMCU作品で次にドクター・ストレンジが登場した時にはさらに強くなってそうで楽しみですね。
「ドクター・ストレンジ」とても良かったのでこれからのMCUにまだまだ期待!
映画『帝一の國』感想
ジャンプスクエアの大人気漫画「帝一の國」の実写映画を観に行って参りましたのでその感想を。
個人的な評価★★★★☆(4.0)
まずはじめに告白しておきたいのが実は自分、実写映画ってあんまり好きじゃないんです。。。原作を知らなくてもこれは酷いと感じてしまったり、更に原作を知っていると悲しいことにもうネガティヴな感想しか出てきません。ですが帝一の國、これほんと実写向いてるなぁと感じる作品でしたw菅田将暉、野村周平、竹内涼真、千葉雄大、間宮祥太朗など今が旬(?)の若手俳優の演技力もさながらといった感じで見応えあり、笑いありで最高の120分でした。今作は学園漫画、政治漫画に分類されますがコメディ色がとても明るく見やすい読みやすい内容になっています。特に主人公赤場帝一
と東郷菊馬のライバル関係がとても笑えて面白いですね。最後の方は少し雑だな感じる部分も多少はありましたが終わり方がとても気に入りました。これはキャスト的にも内容的にも若い人に受ける作品だなぁと感じました。気になってる方、是非観てみてください!
簡単なあらすじ
時は昭和――。
赤場帝一は「総理大臣になり自分の国を作る」という人生の目的と野望のため、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門海帝高校の生徒会長になる事を決心した。政財界に強力なコネを持ち、海帝高校で生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっている。」
公式サイト作品解説帝一の作品解説|映画『帝一の國』公式サイト
ネタバレ有りの感想
原作は14巻まで出ていて完結済みらしいですね。今作は原作の1〜7巻までの内容を映像したものだとか。やっぱり実写映画は数巻分を短時間に詰め込まなければいので「あそこカットしちゃったのか〜」「あそこはこうだったのになんでこういう展開に改変しちゃったんだ〜」みたいな意見をちらほら見かけましたね。でも最近多い前後編や3部作ではなく120分の一作ものの映画にしてはなかなか綺麗にまとめられていてとても良かったですね。特に最後の選挙で原作では菊馬はあと数秒のとこで裏切って弾のとこに移動したりしないらしいですね。別の人だとか。あと選挙に興味なかった弾がどうして2年になって立候補することになったのか。帝一と美々子の関係はどうなるのかとかアレだと気になることが多すぎますねw
でも原作未読でもとても楽しめる作品でしたね。見所として面白かったのは帝一とお父さんのテストの見せ合いのとことかめっちゃ笑っちゃいましたwあとマイムマイム作戦とか氷室ローランドが自殺するとき下がマットだったりとか最後の帝一がピアノでひいた曲の名前が「マリオネット(操り人形)」で帝一が「君たちのことだよ」と言ってエンディングに入るとことかついニヤッとしてしまう場面が多々ありましたw是非原作も読んでみたい!
それにしても最近菅田将暉君映画にですぎじゃないですかねw個人的にとても大好きな俳優です。