映画を観るということ

映画の感想を書き殴ったり(だいぶ甘めに)個人的な評価をつけたりします。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』感想

待ちに待った「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第5作目「最後の海賊」を観たのでその感想を。

監督はヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ

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個人的な評価★★★★☆(3.7)

前作「生命の泉」から約6年ぶりのパイレーツ。良かったです。 少なくとも生命の泉よりは面白かったと思います。ジャックやその仲間のギブスら、バルボッサやウィル・ターナーとエリザベスの息子のヘンリーなども出てきたりファンも嬉しい要素も詰め込まれていて良かったと思います。ただ少々物足りなさは感じましたね。ギャグは相変わらず面白かったです。そしてジャックも大物感なくていいですねwストーリーは正直微妙でしたがキャラが良かったのでこの評価。吹き替えで観たのですが大塚明夫さんのサラザールは最高でしたね。予告でもある通りジャックの若いころ「キャプテン・ジャック・スパロウ」になる前のお話もちょびっと描かれます。まぁ「パイレーツ・オブ・カリビアン」好きなら観に行って損はないかと。しかしやはり最初の3部作を超える出来ではなかったと思いますね。原題は「Dead men tell no tales (デッド・メン・テル・ノーテイルズ)」で死人に口無しという意味。げん相変わらず邦題はセンスありませんね。最後は泣けるかも?

気になった方は是非観てみてください。エンドロールは終わるまで退場しないことをオススメします!

簡単なあらすじ

  かつてジャックと冒険を共にしたウィル・ターナーは、今や幽霊船フライング・ダッチマン号の船長として呪われた運命を生きている。その息子ヘンリーは、父を救おうと海の伝説を調べつくし、呪いを解く力が伝説の秘宝<ポセイドンの槍>にあることを突き止める。
 勇気ある青年に成長したヘンリーは、英国軍の水兵となるが、いまだ<ポセイドンの槍>にはたどり着けずにいた。ある日、船が危険な“魔の三角海域”近くを航行中、恐ろしい姿をした“海の死神”サラザールに襲われる。 “魔の三角海域”の呪いから我が身を解き放つため、伝説の海賊ジャック・スパロウと彼の持つ<北を指さないコンパス>を欲するサラザールは、同じくジャックを探すヘンリーをひとりだけ生かし、ジャックへの伝言を託した。ほどなく船は遭難し、ヘンリーは、英国植民地セント・マーティン島に流れ着く。
 そこでヘンリーが遭遇したのは、科学者ゆえに魔女の濡れ衣を着せられて追われている、美しい天文学者カリーナだった。彼女は、まだ幼い頃に生き別れた父が残したガリレオ・ガリレイの日記に秘められた謎を解こうとしていた。その謎とは、なんと<ポセイドンの槍>にたどり着くための方法・・・。だが彼女は、英国軍に捕らわれ、投獄されてしまう。

 

作品情報|パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊|ディズニー公式

ネタバレ有りの感想

 今回ブラックパール登場しないのかなーなんて思ってたら登場してちょっと興奮しましたね。そこにフライング・ダッチマン号やアン女王の復讐号も参戦し共闘みたいなのも見たかったですけどね。

敵のサラザールは復讐に燃えるいいキャラしてたんですがあまり強くなくて少しガッカリでしたね。能力頼りというか船頼りというか。

バルボッサは今回完全に主人公してましたね。最後も泣ける展開で良かったです。正直命を捨ててまでただの人間に戻ったサラザールを倒す必要はあったのか…という疑問はありますがw

バルボッサは長い航海の最後の最後に自分の宝(カリーナ)を見つけられて良かったですね。自分はジャックとバルボッサの関係が大好きなのでバルボッサが退場してしまうのは少し寂しい。

ウィルとエリザベスの息子とバルボッサの娘が恋人関係ってなんか面白いですよねw

最後ヘンリーは呪いの解けた父と再会しウィルとエリザベス、ヘンリーとカリーナも幸せな感じでめでたしめでたし。その光景を見たジャックは「なんてゾッとする光景だ」なんて言ってましたが内心では微笑んでそうですよね。

「お前ら二度と厄介ごとには巻き込まれるなよ」みたいなw

エンドロール後は続編を示唆するようなシーンがありましたね。デイヴィ復活はなくとももしかしたら「フライング・ダッチマン号」に所縁のある人物か…?近いうちに続編が観れるかもしれませんね。

いつまでも続いていて欲しいシリーズです。