映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』感想 前作を超える圧倒的面白さ!
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(原題:Guardians of the Galaxy Vol. 2)を観てきたのでその感想を。
個人的な評価★★★★☆(4.5)
控えめに言って最高だった!前作は個人的にこの作品自分に合わないなぁ…なんて思ってたんですが今作を見てもうGotG大好きになりました。それくらいの出来でした。シリアス、ギャグ、アクション、音楽どれをとっても素晴らしかったです。そしてクィル、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルート、ヨンドゥ、ネビュラ、マンティスみんながみんな個性あって最高でした。ところどころにギャグとか小ネタを入れてきてでもそれがくどくなくて締めるとこはしっかり締めてきて文句なしでした。
まだ観てない方は是非観てみてくださいな!
観終わった後も「もう一回観てぇ…」ってブツブツ呟いてますw
簡単なあらすじ
“スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケット、マッチョな破壊王ドラックス、ツンデレ暗殺者ガモーラなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。
小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。
そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥが率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか?
その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートな、ガーディアンズの最終兵“木”グルートだった…。
マーベル公式サイト STORYより作品情報|ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス|マーベル公式
ネタバレ有りの感想
観終わってとりあえず言いたいのはヨンドゥ、あんた最高だよ…ほんとに最高のキャラでしたね。最後は泣かされました。
最初はエゴとクィルのお母さん(メレディス)の恋の描写から始まりドンッ!と「34年後」の文字が出てガーディアンズメンバーの戦闘シーン。クィルの音楽をバックに踊るベビー・グルートめっちゃ可愛かったですねwそしてタイトルがドンッ!gotg節が炸裂した最高のオープニングでしたね。
前作の最後でベビー化してしまったグルート、今作ではそのキュートっぷりが爆発してましたね。ヨンドゥとロケットが牢獄に捕らわれた時のグルートとのコントは笑えましたねwそしてフィンの奪取と脱獄に成功したヨンドゥとロケットめっちゃかっこよかった!口笛でフィンと矢を操り敵を一網打尽にするヨンドゥは見ててニヤニヤしましたwロケットは最後の方の「また銀河を救っちゃう?」のセリフでニヤッとしてしまいましたね。
あとはちょこちょこ入るドラックスのマンティスの容姿disは酷いと思いつつ笑ってしまいました。ドラックスも良いやつだから嫌いになれなんいんですよね〜。本物の家族を知ってるからこそ今のガーディアンズの関係を「家族」と言ったドラックスにはグッときましたね。そしてロケットもまた不器用だけど仲間思いな一面が見られましたね。個人的に1番好きなキャラクターです。ガモーラとネビュラ姉妹も最後は和解できたっぽくて良かったですね。
最後はヨンドゥの死とそれを見送るかつての友と仲間達の敬礼は涙が止まらなかったです。
そしてお決まりのTHE GUARDIANS OF THE GALAXY WILL RETURN.(ガーディアンズオブギャラクシーは帰ってくる)の文字。
いやー今作でガーディアンズオブギャラクシーがとても好きなシリーズになりましたね。
エンディングでは成長し若干グレた思春期グルート、そしてガーディアンズオブギャラクシー潰す宣言するアイーシャ様。クィル達はヤバい奴らを敵にしてまった感ありますねw
続編が楽しみです。
MCU最高傑作(?)「ドクター・ストレンジ」感想
待望のMCU新作「ドクター・ストレンジ」を見ましたのでその感想を。
個人的な評価★★★★☆(4.1)
わたくし、本当につまらないと思うもの以外なんでも面白いと言ってしまうので参考にならないかもしれませんがドクター・ストレンジこれねぇ…めちゃくちゃ面白かった!!!
まぁ海外の評価も本当にMCU!?というくらい高かったので期待はしていたのですが予想以上でした。映像でいっても間違いなくMCU随一でしょう。2D字幕で観てしまったので次は押しがすごい3Dで観てみたいと思います。(みなさんもまずは3Dで観に行ってみてください)
簡単なあらすじ
天才外科医のベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジ(本名はスティーヴン・ストレンジ)がある日事故で両腕に大怪我を負ってしまいます。そんな彼が魔術師エンシェント・ワンに出会い彼自身の驚異的な才能もあって飛躍的に魔術を極めていき世界を救うためマッツ・ミケルセン演じるカエシリウスに立ち向かっていくというお話。
地球の物理的世界を守るお話が「アベェンジャーズ」対して魔術的世界のお話となるのがこの「ドクター・ストレンジ」でありMCUの新たな境地なのです!
MCUなのでやはりところどころ笑えるギャグもあり、しかし飽きさせない展開、独特の世界観、激しい戦闘などきっと観るほとんどの人が満足できる作品だったと思います。
まだ観てない方は是非!
ネタバレ有りの感想
最後の方は「ドクター・ストレンジ」の世界観をずっと味わってたくて「まだ終わらないで!!」ってずっと心の中で思って観てました笑
エンディング後ははソーが出てきたりモルドが「魔術師多スギィ!」という不吉な発言残して終わったり次のドクター・ストレンジの登場が待てませんね…次の登場はやはりソー:ラグナロクでしょうか?
ドクター・ストレンジならロキやサノスとも単独で戦えそうな気はしますね笑
あとドクターストレンジのマントちゃんが可愛かったですね、萌えました笑
そういえばドクター・ストレンジの原作は読んでいないのですが原作をなぞった設定、ストーリーかと思いきや少しだけ違うようですね。(カエシリウスはモルドの弟子だとかエンシェントは男だとか)
それにしてもアガモットの眼はチートですね笑
いくらスティーヴンが天才で魔術の才能があったとしてもアガモットの眼なしではドルマムゥは退けられなかったでしょうね。
設定も世界観も自分好みで最高の映画でした。
またシリアスとコメディのバランスもちょうどよく気持ちよく観れる作品だと思います。
ソー:ラグナロクなど他のMCU作品で次にドクター・ストレンジが登場した時にはさらに強くなってそうで楽しみですね。
「ドクター・ストレンジ」とても良かったのでこれからのMCUにまだまだ期待!
映画『帝一の國』感想
ジャンプスクエアの大人気漫画「帝一の國」の実写映画を観に行って参りましたのでその感想を。
個人的な評価★★★★☆(4.0)
まずはじめに告白しておきたいのが実は自分、実写映画ってあんまり好きじゃないんです。。。原作を知らなくてもこれは酷いと感じてしまったり、更に原作を知っていると悲しいことにもうネガティヴな感想しか出てきません。ですが帝一の國、これほんと実写向いてるなぁと感じる作品でしたw菅田将暉、野村周平、竹内涼真、千葉雄大、間宮祥太朗など今が旬(?)の若手俳優の演技力もさながらといった感じで見応えあり、笑いありで最高の120分でした。今作は学園漫画、政治漫画に分類されますがコメディ色がとても明るく見やすい読みやすい内容になっています。特に主人公赤場帝一
と東郷菊馬のライバル関係がとても笑えて面白いですね。最後の方は少し雑だな感じる部分も多少はありましたが終わり方がとても気に入りました。これはキャスト的にも内容的にも若い人に受ける作品だなぁと感じました。気になってる方、是非観てみてください!
簡単なあらすじ
時は昭和――。
赤場帝一は「総理大臣になり自分の国を作る」という人生の目的と野望のため、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門海帝高校の生徒会長になる事を決心した。政財界に強力なコネを持ち、海帝高校で生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっている。」
公式サイト作品解説帝一の作品解説|映画『帝一の國』公式サイト
ネタバレ有りの感想
原作は14巻まで出ていて完結済みらしいですね。今作は原作の1〜7巻までの内容を映像したものだとか。やっぱり実写映画は数巻分を短時間に詰め込まなければいので「あそこカットしちゃったのか〜」「あそこはこうだったのになんでこういう展開に改変しちゃったんだ〜」みたいな意見をちらほら見かけましたね。でも最近多い前後編や3部作ではなく120分の一作ものの映画にしてはなかなか綺麗にまとめられていてとても良かったですね。特に最後の選挙で原作では菊馬はあと数秒のとこで裏切って弾のとこに移動したりしないらしいですね。別の人だとか。あと選挙に興味なかった弾がどうして2年になって立候補することになったのか。帝一と美々子の関係はどうなるのかとかアレだと気になることが多すぎますねw
でも原作未読でもとても楽しめる作品でしたね。見所として面白かったのは帝一とお父さんのテストの見せ合いのとことかめっちゃ笑っちゃいましたwあとマイムマイム作戦とか氷室ローランドが自殺するとき下がマットだったりとか最後の帝一がピアノでひいた曲の名前が「マリオネット(操り人形)」で帝一が「君たちのことだよ」と言ってエンディングに入るとことかついニヤッとしてしまう場面が多々ありましたw是非原作も読んでみたい!
それにしても最近菅田将暉君映画にですぎじゃないですかねw個人的にとても大好きな俳優です。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』感想
待ちに待ったワイスピ8作目!今回は予告動画やらあらすじやらでドミニクの裏切りやデッカード・ショウが味方に加ったりなど衝撃的な事実が判明して話題(主に自分の中で)になっていましたね。
個人的な評価★★★★★(5.0)
いやーーー最高でしたw評価6くらいあげてもいいくらいには良かった!まさにこれぞワイルドスピードといった感じでした。ヴィン・ディーゼルもジェイソン・ステイサムもドウェイン・ジョンソンもみんな最高だよ…こんなにもハゲがかっこいい作品が他にあるか…と戦慄してしまうくらいには素晴らしかった。序盤から最後まで飽きさせない展開であっという間の150分でした。今までのワイルドスピードがあってこそのこの8作目のアイスブレイクだったと思います。ワイルドスピードで重要な「家族」というテーマを再確認させられた作品でした。熱いカーアクションも笑えるジョークもありワイスピファンなら満足できる作品に仕上がっていると思います。個人的にはMEGA MAX以上だったかもしれませんw
ポール・ウォーカーのいないワイスピ…ちゃんといつものワイスピしてて安心した!
是非ワイスピを観たことがないという方は前7作を観てからアイスブレイクを観てみてくださいな!
簡単なあらすじ
キューバ・ハバナでハネムーン代わりのバカンスを楽しんでいたドミニクとレティ。そんなある日ドミニクはサイファーと名乗る女性と出会い、彼女から自分の部下になるよう申し込まれる。最初は応じる気はないドミニクだったが、彼女にスマートフォンの「ある写真」を見せられると表情が一変する。
一方で仕事から離れ、娘との時間を送っていたホブスにも外交保安部から極秘任務が入る。その任務は大量破壊兵器とみなされる電磁パルス砲がドイツ・ベルリンの反体制派の武器商人たちによって奪われたため、独力で取り戻すこと。すぐさまホブスはドミニクたち「ファミリー」を招集し、ベルリンの敵のアジトに乗り込む。作戦は成功し、電磁パルス砲を手に入れたが、解散直後ドミニクはホブスを攻撃し、電磁パルス砲を持ち去って逃走。
攻撃を受けたホブスは現地警察に身柄を確保され、「兵器強奪の犯人」として即座にアメリカの刑務所に送られる。刑務所前に現れたミスター・ノーバディから新しい仕事と引き換えに釈放を持ちかけられるが、権力に縛られたくないホブスは刑務所行きを選ぶ。彼が収監される房の向かい側にはかつての宿敵デッカードが待ち構えていた。直後ノーバディの前もった計画によりすべての囚人部屋の扉が解除されて大混乱となる中でホブスとデッカードは外へと脱出、ノーバディは2人を自身の作戦基地へと連行。同じくしてレティら「ファミリー」も彼に保護されていた。ノーバディは「ドミニクはサイバーテロリストのサイファーと組んでいる」と明かし、デッカードを加えた「ファミリー」は「2人の追跡及びドミニクの確保」の任務を与えられる。
さっそくラムジーが作成した監視プログラム「ゴッド・アイ」でドミニクの居場所を特定するが、その現在の居場所がノーバディの作戦基地と判明した直後にドミニクとサイファーが襲撃。脳震盪を起こすグレネードで一同を麻痺させて「ゴッド・アイ」を奪っていく。去り際にサイファーはレティの前でドミニクにキスし、親密な関係であることを見せつける。
ドミニクがサイファーの計画に従わなければならない理由、それはかつての恋人エレナと、彼女との間に出来た息子を人質に取られていたからであった。
サイファーの次の計画は、ニューヨークにいるロシアの国防大臣の乗る車を襲撃し、核ミサイルの発射コードを手に入れること。任務を任されたドミニクはニューヨークに潜伏。同じくして彼の確保を試みる「ファミリー」も追跡する。
果たしてドミニクのファミリーの命は。バラバラになってしまった「ファミリー」は元に戻るのか。
監督はワイスピシリーズ初となるF・ゲイリー・グレイ
原題The Fate of the Furious / Fast & Furious 8
ネタバレ有りの感想
うーん、とりあえず言いたいことはジェイソン・ステイサムパパ最高!赤ちゃん守りながら余裕そうに戦うとことか完全にトランスポーターのフランク・マーティンでしたw
まぁそれは一旦置いといて序盤のキューバのレースから熱かったですね。相変わらずドムは危険な運転するから見てるこっちはすごいハラハラしますwそして刑務所内での乱闘シーンも最高でしたね。ホブスTUEEE!デッカードTUEEE!って感じでした。あとはドムが核のスイッチを奪い逃走するシーンも熱かったですね。ホブス、デッカード、レティ、テズ、ローマンらの5台の車に引っ張られるシーンの
「2000馬力はある!」
「いや3000はあるぞ」
デッカード「5000だ」
のとことかドムの車どんだけだよwとニヤニヤしながら観てました。そしてラストのロシアでのカーアクションも良かった!特に最後のみんなの車で炎からドムを庇うシーンとか泣きそうになりました。デッカードは若干キャラ崩壊してましたねw相変わらずかっこよかったけど!
さらにまさかのオーウェンも参戦してきてショウ兄弟が揃いまさにオールスターという感じでしたね。
そして今作からのキーパーソンのサイファーとかいう女…許せねぇ…よくもエレナを!と思わず拳を握ってしまいましたw次回作でもバリバリ登場しそうですね。最後はデッカードも交えてみんなでいつものように集まりドムが子供にブライアンと名付けるシーンはもうやばかったですね(語彙力)敵が味方になり大切なファミリーとなる。ほんとにワイルドスピード良い作品です。今回から最終章となる3部作で次回作は2019年4月、3作目は2021年4月と公開日がもう決まってるみたいですね。
待てません。早く2年後になれ!
『映画 レゴバットマン ザ・ムービー』感想 これは名作!!
公開日からだいぶ経ってしまいましたが評判が良かったので「レゴバットマン ザ・ムービー」を観に行って参りました!
個人的な評価★★★★☆(4.3)
めちゃくちゃ良かった!これはバットマンファンなら絶対観るべき映画でしょう。それくらいには良かった…明るくコメディ色が強くいつもと違ったバットマンやロビン、ジョーカー、ハーレイクインなどが見れます。ダークナイトやバットマンVSスーパーマンだけでも見ていたらこの作品も一緒にセットで観て欲しい。(シリアスなバットマンしか見たくない!というなら別ですがw)かっこいい秘密基地や兵器も見れて個人的には大満足な作品でした。ただ一つ個人的に思ったのはレゴでやる必要はあったのかなぁという気がしないでもなかったです。けどCGはほんとにすごかった!
ディック/ロビン…小島よしお
など吹き替え版の声優が超豪華で笑いましたw
おかずクラブの2人も出てましたね。山ちゃんのバットマンはもうさすがとしか言えませんでしたし子安ジョーカーは合いすぎて軽くひくレベルでしたw
往来のイメージとは違う孤独で寂しがり屋な性格として描かれるバットマンの悩みや葛藤は見る価値があると思います。是非観てみてください。
簡単なあらすじ
ヒーローも、悪者わるものも、レゴ®になって大集合だいしゅうごう!さぁ世界せかいの運命うんめいは!?
悪わるいヤツらから街まちを守まもるレゴ®バットマンは、みんなの人気者にんきもの!だがその正体しょうたいは超ちょう“かまってちゃん”な、こまったちゃんヒーローだった!でも家いえに帰かえると、彼かれはいつもひとりボッチ。 そんなある日ひ、元気げんきすぎる新入しんいりがやってくる!パンツ一丁いっちょうの“パンいち”ボーイ、ロビンのせいでバットマンのペースはガタガタに。 おまけに世界せかいをのっとろうと、ジョーカーが悪あくの軍団ぐんだんをめざめさせてしまった!キングコング、「あの」怪獣かいじゅう、ハリポタの「あの人ひと」まで!あらゆるワルがおしよせて、世界せかいが終おわってしまう!? はたしてレゴ®バットマンはロビンたち仲間なかまと力ちからを合あわせ、世界せかいを救すくうことができるのか!?
公式サイト STORYより
『劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』感想
劇場版名探偵コナンシリーズ21作目「から紅の恋歌(ラブレター)」を観に行ってきましたのでその感想を!
個人的な評価★★★★☆(4.0)
いやーーー良かった!平次と和葉の2人ほんと好き!ってなれる作品でした。 今までのコナン映画とはまた一味違ったテイストのコナン映画でとても満足できるものでした。今作はラブコメ、アクション、推理、日常シーンのバランスがちょうどよく感じました。舞台は京都で音楽も和風のテイストで素敵な雰囲気のある作品に仕上がっていました。今作は「迷宮の十字路」が好きな人には特に観て欲しい作品ですね…平次はかっけぇし和葉は一途で可愛いしでもう最高でした!(もちろんコナン君もかっこよかったですw)恋愛面でいったら迷宮の十字路以上のものが見れた気がします。和葉のライバル(?)的なポジションとして登場する百人一首高校生チャンピオンの大岡紅葉が良い味を出していました。アクションシーンは前作の「純黒の悪夢」ほど多くはありませんがド派手さでいったらいつものコナン映画と同等以上でした。
主題歌の倉木麻衣さんの「渡月橋 〜君 想ふ〜」もとても素晴らしくて観た後に歌詞をよく読むときっとみんな感じるものがあると思います。いや、素晴らしい…
劇場版もう20作やってるのにどうしてネタ尽きずにこんな面白い話がポンポン作れるのか…ほんと感心しちゃいますねw
ちなみにキャッチコピーは「待っとれ 死んでも守ったる───」
こんな人にオススメ
簡単なあらすじ(ネタバレ無し)
日売テレビで、爆破事件が発生!
その時百人一首界を牽引する「皐月会」が開催する会見が行われており、大パニックに!
崩壊していくビルの中、西の名探偵・服部平次とその幼馴染・遠山和葉だけが取り残されるが、間一髪の所でコナンによって無事救出される。
まるでテロのような事件、しかし犯人の目的もわからない不可解な状況に違和感を禁じ得ないコナンと平次。
爆破騒動の中、コナンは平次の婚約者だと言い張る女性と出会う。
その名は、大岡紅葉。紅葉はなんと競技かるたの高校生チャンピオンだった。
ひょんなことから、和葉はそんな紅葉に平次を懸けた勝負を百人一首で挑むことになる。
時を同じくして京都・嵐山の日本家屋で、皐月杯の優勝者が殺害される事件が発生。
その時、殺害現場のモニターに映し出されていたのは、紅葉の姿。そして意味深に数多のかるた札が被害者の周りに散らばっていた。
果たして紅葉と事件との関係は?
コナンと平次は大阪府警・京都府警とともに、2つの事件に関係する皐月会の捜査を始める。
やがて、次々と捜査線上に浮かび上がる謎の存在。紐解いていくと、そこには“百人一首にまつわる共通点”が隠されていた――。
大阪と京都、2つの事件が1つに繋がる時、仕掛けられた運命の歯車が加速し始める!
公式より名探偵コナン 公式サイト
ネタバレ有りの感想
もしかしたら今作は割と人を選ぶ作品かもしれませんね。きっと服部平次と遠山和葉のラブコメを期待して観に行ったは満足、アクションを期待して観に行った人はもしかしたら物足りなかったかも…?もしくは推理ものとして観に行っても少し物足りなかったかもしれませんね。
でも今作はアクションシーンが少ないぶんド派手さでいったら今までと比べても劣ってなかった気がしますね。序盤のコナンくんのスケボーでアンテナぐるぐるとか終盤の平次のバイクアクションとかwそしてそこで流れるいつものコナンのテーマはもう鳥肌ものです。
ラブコメ面ではやっぱり最後の平次の「その手ぇ話したら、殺すで」がもうキュンキュンしちゃいましたね。和葉は十字路では初恋の相手、今作では紅葉に平次を取られるのではないかと心配していますが正直もう平次も和葉以外眼中にないような気がしますねw
そしてしのぶれどの札を取れてよかったね和葉最後の蘭と新一の句のやりとりとかニヤニヤしちゃいましたねwほんと新一くんは言う時は言うねぇ…
あと推理が少し雑だったというか個人的にはもうちょっとちゃんとやってほしかったかなー…まぁでも今回は犯人の動機はしっかりしていて良かったと思いますね。阿知波会長の奥さんである皐月さんの圧倒的敗北とその皐月さんを庇う阿知波会長の動機、そして何よりその皐月さんに秘めたる想いを抱えていた名頃さん…
名頃さんほんと良い人すぎて泣けます(;ω;)
名頃さんの不器用な感じとかあの紅葉に見せた照れ顔とか思えば思うほど胸が締め付けられます。色んな人が色んな人を想うそんな素敵な作品だったなぁ…と改めて思いました。
今までは割と季節に合わせてた気がしますが今作はめずらしく作品の季節が秋でしたね。
街並みや紅葉がとっても綺麗で十字路みたいに京都に行きたくなっちゃう映画ですね。
次回作は黒の組織とあと安室さんが出るかもっぽいですね…
次回予告もコナン映画の楽しみの一つですよね
来年が待てない!