『ジグソウ:ソウ・レガシー』感想 安定のグロさと複雑なストーリー
『ソウ』シリーズ最新作を観てきたのでその感想などを。
個人的な評価★★★★☆(3.8)
見てて目を背けたくなるような相変わらずのグロさでしたがなかなか面白かったです。90分という短い時間ながらもただグロいだけでなくよく練られた複雑なストーリーがとても楽しめました。過去作と比べると若干物足りなさは感じましたが伏線回収はお見事としか言えません。
しかしやはり『ソウ』シリーズ自体が人を選ぶ作品であることは間違いないので楽しめない人は楽しめない作品かもしれません。
シリーズを観てない人はジョン・クレイマーという殺人鬼がいたんだけど今はもう亡くなってるんだよというくらいは知っておくといいかもしれませんね。(さらに言うなら1は低予算の割になかなか傑作なので観て欲しい)
久しぶりにソウシリーズを観てまた悪いことはしちゃダメだなと思わせられました。
簡単なあらすじ
遺体安置室の検視台に半裸の男。それは街中の公園で見つかった死体。 死体を見つめる刑事のハロランとキース、検視官のローガンとエレノア。 男が被っているバケツを外すと、顔半分がはがれ顎から上が無い。 首の皮膚はジグソウパズル型に切り取られている。
伝説の連続殺人犯“ジグソウ”のやり口――
殺害したのはジグソウの模倣犯か?
傷の奥から抜きだしたUSBスティックをパソコンで起動すると、
「ゲームは始まった。4人の罪人が犯した罪が償われるまで終わらない」
その声はまさしくジグソウ。
彼は10年前に死んだはずなのに・・・。
キャスト・スタッフ
・監督 マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
・配給 アスミック・エース
・製作国 アメリカ合衆国
・日本公開日 2017年11月10日
・出演者 マット・パスモア、カラム・キース・レニー、クレ・ベネット、ハンナ・エミリー・アンダーソン、ローラ・ヴァンダーヴォート、マンデラ・ヴァン・ピーブルズ、ポール・ブラウンスタイン、ブリタニー・アレン、ジョイサイア・ブラック
感想(ネタバレは含む)
まさにタイトル通りレガシーでしたね。
ジョン・クレイマーがいた方が『ソウ』シリーズは面白いですけど安易に復活されたらそれはそれでがっかりなので過去シーンだけの登場で良かったですね。それにしても彼の後継者多すぎですけどねw
そして時系列の仕掛けは見ててとても気持ちよかったです。最後はやられたーという感じでした。
個人的には顔面半分の死体がなかなかきつかったですね。あと穀物生き埋めのシーンの鋭利な器具が降ってくるシーンは少しドキドキしました。
また後継者でいいので是非『ソウ』シリーズ続編作って欲しいですね。