映画を観るということ

映画の感想を書き殴ったり(だいぶ甘めに)個人的な評価をつけたりします。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』感想 MCUシリーズでも屈指の熱さ

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)17作目にして「マイティ・ソー」シリーズ3作目マイティ・ソー バトルロイヤル(原題:ソー:ラグナロク)を観て参りましたのでその感想などを。

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個人的な評価★★★★★(5.0)

 最高でした。マイティ・ソー」シリーズでダントツで面白かったです。なんならMCUの中でもトップクラスに好きな作品となりました。

予告編からすでにソー1、2とは毛色が違い強烈な印象を叩きつけてくれましたがタイカ・ワイティティ監督は今回とてもいい仕事をしてくれました。

相変わらず「マイティ・ソー」は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と同じくらいスケールがMCUの中でもとても大きく終始ワクワクさせられました。

ストーリーももちろん個性的なキャラクターもたくさん出てきて音楽もめちゃくちゃかっこよく大満足と言わざるを得ませんでした。バトルシーンと音楽がとても合っていたのも鳥肌でした。

そしてシリーズでも絶望感がハンパなく(ヘラがとにかくやばい)とてもシリアスなストーリーなのにコメディ感もしっかりあってそこがMCUらしくて好きでしたね。

クリス・ヘムズワースも今回ばっさり髪を切っていてかっこよくワイルドなソーでした。

 

細かいことはいい。とにかく熱いんです!それだけで僕の中では100満点でした。

 

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーを繋ぐ素晴らしい傑作でした。

 

これだけは観ておこう

できればMCU16作品全て+スピンオフのドラマも観て欲しいところですがそれは大変なので『マイティ・ソー』と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の2作品は観ておきましょう。余裕があれば「アイアンマン」3作、「キャプテン・アメリカ」3作、「アベンジャーズ」2作も観ているといいですね!

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ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください。

 

簡単なあらすじ

アベンジャーズの一員ソーの前に<死の女神・ヘラ>が現れた。
復讐と野望に燃えるヘラは、ソーの故郷へ攻撃をはじめる。故郷を奪われたソーは、この最強の敵を倒すため盟友ハルク、宿敵ロキらと型破りのチーム“リベンジャーズ”を組み極限バトルに挑む。 果たして、ソーたちは史上最強の敵からこの世界を守ることができるのか?
死の女神・ヘラの復讐の目的は!?そこには、ソーの運命を変える秘密が隠されていたー。

新『アベンジャーズ』へのカウントダウンが始まる!

http://marvel.disney.co.jp/movie/thor-br/about.html

 

キャスト・スタッフ

・監督 タイカ・ワイティティ

・公開日 2017年11月3日

・製作国 アメリカ合衆国

・配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

・音楽 マーク・マザーズボー

・出演者 :クリス・ヘムズワース/トム・ヒドルストン/ケイト・ブランシェット/イドリス・エルバ/ジェフ・ゴールドブラム/テッサ・トンプソン/カール・アーバンマーク・ラファロ/アンソニー・ホプキンス/浅野忠信/タイカ・ワイティティ

 

感想

予告からワクワク感はハンパなかったですが、「マイティ・ソー バトルロイヤル」最高の作品でした。

開幕のスルトとその兵達との戦闘から熱くてブチ上がりましたね。いきなりの予告でも使われていたレッド・ツェッペリンの「immigrant song(移民の歌)」も流れて最高でした。

ソー:ラグナロクのテーマにもぴったりでしたし戦闘シーンと合わさることでとにかく熱い。

序盤と終盤の2回使われましたがそれだけこの曲を使うことに意味があったのですね。

 

あと今回は全体的にカラフルだったのが印象的でしたね。アスガルド人だけでなく多彩なキャラクターがたくさん出てきたり辺境の惑星サカールに行ったりしていたのもあってスター・ウォーズ感ありました。後からあの内容を130分に収めたと考えると恐ろしい。

それにしても邦題のバトルロイヤル要素は正直あまりありませんでしたね。

やはり原題通り「ラグナロク」の方が良かったのでは…(ボソッ)

 

ハルク戦はめちゃくちゃ良かったですね。ソーとハルクが闘技場で対面した時のロキの顔は爆笑でしたw

 

あとはソーとロキが今回仲よさそう(?)でほっこりしましたね。「助けて」のやつのくだりや2人で銃ぶっ放すシーンとかすごく微笑ましくて良かったです。ダークワールドまではロキにしてやられましたが今回は「お前は信用したらすぐ裏切る それを繰り返す 進歩しない 悪戯の神のままだ」と一歩裏を読み成長したソーが見れたのも良かったですね。でもアレが悪戯(お遊び)でやってると思うとなんだか愛おしく思えますけどねw

 

ドクター・ストレンジはまぁ予告で察してましたがそこまでがっつりは出てきませんでしたね。ストレンジ本編よりもなんだか魔術の扱いがめちゃくちゃ達者になってたのは笑いましたがwあとはヘイムダルとスカージが良い役してましたね。スカージはコロコロ変わりやがってなんだこいつとも思いましたが最期は恐らく初めて自分の意思で決断しアスガルドのために散っていく姿はすごく好感持てましたね。

 

そしてヘラ様。頭すごいどーなってんだって思いながら観てましたが強すぎますね。覚醒したソーでも歯が立たなくてロキ、ヴァルキリーとともに一矢報いる程度しかできなくてサノスがヘラ以上に強いとしたらやばいですね…

 

そんなわけでソー:ラグナロク最高な作品でした。

来年公開の「ブラック・パンサー」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」がめちゃくちゃ楽しみですね^_^