映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』感想 トムだからこそ出せた味!
トム・クルーズ主演の実在した男「バリー・シール」を主人公にした映画「バリー・シール/アメリカをはめた男」を観たのでその感想を。
個人的な評価★★★★☆(4.2)
端的に言ってめちゃくちゃ面白かったです、あくまで個人的な意見ですけど。(なぜか他では評価が低かったので)
主人公バリー・シールがどんどん成り上がっていく姿はワクワク興奮しました。(やってたことはとても褒められることじゃないですがw)
これは役的にもトム・クルーズでしか出せない味がありましたね…
そしてバリー・シールは天才パイロットなのですがやはりトムは空が似合いますねぇ。映画で輝くトムは相変わらず若々しく55歳にはとても観えませんでした。
トムの映画では珍しく戦闘、アクションシーンは一切ありませんでしたがMIシリーズが好きな人でも楽しめると思います。ビジネスが好きな人も楽しめるかもしれませんね。(ビジネスはビジネスでも密輸ビジネスですがw)
良い映画というよりは楽しい映画という感じでした。素晴らしかった。
ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください。
簡単なあらすじ
天才的な操縦技術を誇り、民間航空会社のパイロットとして何不自由ない暮しを送っていたバリー・シールの元に、ある日CIAのエージェントがスカウトに現れる。CIAの極秘作戦に偵察機のパイロットとして加わる事となったバリーは、その過程で伝説的な麻薬王パブロ・エスコバルらと接触し、麻薬の運び屋としてもその才能を見せ始める。ホワイトハウスやCIAの命令に従いながら、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の荒稼ぎをするバリー。しかしそんな彼の背後には、とんでもない危険が迫っていた…。
STORY|映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』公式サイト
キャスト・スタッフ
・監督 ダグ・リーマン
・配給 東宝東和
・日本公開日 2017年10月21日
・製作国 アメリカ合衆国
・出演者 トム・クルーズ/ドーナル・グリーソン/サラ・ライト/E・ロジャー・ミッチェル/ジェシー・プレモンス/ローラ・カーク/アレハンドロ・エッダ/ベニート・マルティネス/ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ/ジェイマ・メイズ
感想
DEA、ATF、CIAに囲まれるシーンは爆笑しましたねwというか終始笑ってましたけどね。
なのに最後は何故かしんみり。
アメリカという国に多大な影響を及ぼしたバリー・シール という男の波乱万丈な人生を描いた冒険譚。ほんとにタイトル通りアメリカをハメまくってましたね。ビデオでも言ってましたが最後の方は金儲けのためではなくFBI、CIA、DEAなどの大きな組織相手にアドベンチャーを楽しんでいたように見えこちらもそれを観てて楽しかったですね。
2度目捕まった時はさすがに終わったかと思いましたが「知りすぎた男を放っておくわけがない」と余裕そうに無罪で釈放されるシールは最高にクールでしたね。
途中からどんどん(お金を置く場所に困るほど)裕福になりルーシーや子供達とも幸せそうで「いいぞ!もっとやれ!」となぜか応援したい気持ちになりました。
ただのワルじゃなくて家族を想って行動してるところが最高に推せますね。
「ザ・マミー」が残念だっただけに「バリー・シール」が良作で個人的にとても嬉しかったです。
そういえばMI6の撮影中に全治数ヶ月の怪我をしたようですが驚異的な回復力で数週間で撮影再開したらしいですね。
素晴らしいですねリアルでも最強なのか彼はw