映画を観るということ

映画の感想を書き殴ったり(だいぶ甘めに)個人的な評価をつけたりします。

映画『君の膵臓をたべたい』感想 これはガチの良作

初めて見た時からおもってたけどタイトルインパクトあるなぁ…

そんなわけで原作住野よる先生「君の膵臓をたべたい」の実写映画を観に行ってまいりましたのでその感想を。

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個人的な評価★★★★★(5.0)

久しぶりにとても胸が締め付けられるような切ない青春映画を観た。観た後のなんとも言えない喪失感、空虚感、虚脱感。良い作品を味わった後の独特のこの感じが辛いんだけどすごいクセになってしまう…

 

とにかく観て欲しい、読んでほしい、ここで伝えられるのはそれくらいですね。

 

ちなみにタイトルはとてもアレですがグロテスク、ホラーな要素は一切ない青春モノなのでご安心を!

 

2017年ナンバーワン青春映画!

学生さんでも大人でもおじさんでもおばさんでもみんなに味わってほしいです。

こんな人にオススメ!

・切なく泣ける青春映画が観たい!

・可愛い浜辺美波ちゃんが見たい!

・かっこいいDISH//北村匠海くんと小栗旬が見たい!

ミスチルの「himawari」の歌詞の意味を知りたい!

 

断言します、結構泣けます!!(泣ける人は)

 

ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください

 

簡単なあらすじ

高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の 言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。 彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を 思い出していく―。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、 【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。 だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、 終わりを告げる。
桜良の死から12年。
結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた―。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人―。

 

映画『君の膵臓をたべたい』オフィシャルサイト

 

キャスト・スタッフ

・監督 月川翔

・脚本 吉田智子

・原作 住野よる「君の膵臓をたべたい」

 

・配給 東宝

・公開日 2017年7月28日

・主題歌 Mr.Children「himawari」

・キャスト

 

浜辺美波/北村匠海DISH//)/大友花恋/矢本悠馬/桜田通/森下大地/上地雄輔/北川景子/小栗旬

 

感想

まず良かった点はやっぱり役者さんとキャラがちゃんとハマってたことですよね。浜辺美波ちゃんと北村匠海君はすごいハマってたし聞いててすごい癒される声だったのが大きいかもしれませんね。プロデューサーの春名 慶さんも浜辺美波ちゃんが主演に抜擢された決め手は声の訴求力と言っていますし。というか単純に浜辺美波ちゃんが可愛すぎた!演技もとても16歳とは思えないくらい良くて心動かされました。

 

元々の原作の「君の膵臓をたべたい」という高級素材の旨味を映画では殺すことなく加工してくれて原作ファンもほぼほぼ満足できるものでした。

ただ、もし原作も映画もまだ観てない人がいるなら映画→原作の順で観る、読むことをオススメします。原作読んだ後に映画だとどうしても「あそこのシーンがない」という感想が出てきてしまうからです。120分という限られた時間の中で全てを拾うのはとても難しいことなのです。

個人的にはむしろ山内桜良(浜辺美波)ちゃんの可愛さだけで100万点!原作超えとさえ思ってますね。顔の可愛さクラスで3番目はさすがに嘘でしょ…

春樹(僕)くんは原作では【秘密を知ってるクラスメイト】くんだとか【仲のいいクラスメイト】くんだとか【仲良し】くんとか本名では決して書かれず段々と【】の名前が変わっていくのですが映画でも本名が最後まで出てこなかったのが原作に沿ってて良かったですね。

 

中身の感想としてはとりあえず春樹(僕)くん幸せになって(TT)

タイトルの尖った感じに対しての中身が感動モノというギャップがまたいいですよね。

 

この作品の1番キツイところは最後桜良ちゃんがやっと退院し桜を見に行こうというところであんなに悩まされ、泣き、闘ってきた病気ではなく通り魔によって殺されてしまうことですよね。(なんでこんな辛いかって浜辺美波ちゃんの山内桜良ちゃんがあまりにも可愛すぎるから余計になんですよね…)

 

あとは、春樹(僕)くんの「君の膵臓をたべたい」というメールは届いたのか実写だとわからないのが少し残念ですね。

春樹(僕)くんが共病文庫を読むシーンはやっぱり泣いてしまいました。

 

そしてガムくん!君が唯一の癒しだw

12年後の北川景子演じる桜良の親友、恭子の結婚相手の上地雄輔演じる宮田一晴が実はガムくんだと最後にわかるようになる演出は面白かったですね。まじかよ!ってなりますよね。

 

正直こういった話は「四月は君の嘘」とか「世界の中心で、愛をさけぶ」など何番煎じだみたいな感想を見かけましたが全然違うと思うんですよね。どうしてああなったとか厨二病だとかラノベみたいとかわからなくはないんですけどどうしても自分はこういう作品に弱くて…まぁ感想は人それぞれということです。

人に平等に訪れる死。それに対してどう向き合って生きていくか。最後には前向きになれる素敵な作品だと僕は思います。

 

そしてとても実写向きな作品だと感じました。

浜辺美波ちゃんと北村匠海くんの演技も最高でしたしもうこれ以上は言うことなしです。

 

「himawari」の歌詞

優しさの死に化粧で
笑ってるように見せてる
君の覚悟が分かりすぎるから
僕はそっと手を振るだけ

「ありがとう」も「さよなら」も僕らにはもういらない
「全部嘘だよ」そう言って笑う君を
まだ期待してるから

いつも
透き通るほど真っ直ぐに
明日へ漕ぎだす君がいる
眩しくて 綺麗で 苦しくなる
暗がりで咲いてるひまわり
嵐が去ったあとの陽だまり
そんな君に僕は恋してた

想い出の角砂糖を
涙が溶かしちゃわぬように
僕の命と共に尽きるように
ちょっとずつ舐めて生きるから

だけど
何故だろう 怖いもの見たさで
愛に彷徨う僕もいる
君のいない世界って
どんな色をしてたろう?
違う誰かの肌触り
格好つけたり はにかんだり
そんな僕が果たしているんだろうか?

諦めること
妥協すること
誰かにあわせて生きること
考えてる風でいて
実はそんなに深く考えていやしないこと
思いを飲み込む美学と
自分を言いくるめて
実際は面倒臭いことから逃げるようにして
邪(よこしま)にただ生きている

だから
透き通るほど真っ直ぐに
明日へ漕ぎだす君をみて
眩しくて 綺麗で 苦しくなる
暗がりで咲いてるひまわり
嵐が去ったあとの陽だまり
そんな君に僕は恋してた
そんな君を僕は ずっと

 

きっと春樹(僕)くん視点で桜良ちゃんのことを歌ってる曲なんでしょうけど観た後だと歌詞の意味がわかって胸が苦しくなりません?

さらに言うなら多分これは12年後の僕なんでしょうね。桜井さんの作曲作詞のセンスはやはり抜群ですね。