映画を観るということ

映画の感想を書き殴ったり(だいぶ甘めに)個人的な評価をつけたりします。

映画『帝一の國』感想

ジャンプスクエアの大人気漫画「帝一の國」の実写映画を観に行って参りましたのでその感想を。

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個人的な評価★★★★☆(4.0)

まずはじめに告白しておきたいのが実は自分、実写映画ってあんまり好きじゃないんです。。。原作を知らなくてもこれは酷いと感じてしまったり、更に原作を知っていると悲しいことにもうネガティヴな感想しか出てきません。ですが帝一の國これほんと実写向いてるなぁと感じる作品でしたw菅田将暉野村周平竹内涼真千葉雄大間宮祥太朗など今が旬(?)の若手俳優の演技力もさながらといった感じで見応えあり、笑いありで最高の120分でした。今作は学園漫画、政治漫画に分類されますがコメディ色がとても明るく見やすい読みやすい内容になっています。特に主人公赤場帝一

と東郷菊馬のライバル関係がとても笑えて面白いですね。最後の方は少し雑だな感じる部分も多少はありましたが終わり方がとても気に入りました。これはキャスト的にも内容的にも若い人に受ける作品だなぁと感じました。気になってる方、是非観てみてください!

簡単なあらすじ

時は昭和――。

赤場帝一は「総理大臣になり自分の国を作る」という人生の目的と野望のため、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門海帝高校生徒会長になる事を決心した。政財界に強力なコネを持ち、海帝高校で生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっている。」

 

公式サイト作品解説帝一の作品解説|映画『帝一の國』公式サイト

ネタバレ有りの感想

原作は14巻まで出ていて完結済みらしいですね。今作は原作の1〜7巻までの内容を映像したものだとか。やっぱり実写映画は数巻分を短時間に詰め込まなければいので「あそこカットしちゃったのか〜」「あそこはこうだったのになんでこういう展開に改変しちゃったんだ〜」みたいな意見をちらほら見かけましたね。でも最近多い前後編や3部作ではなく120分の一作ものの映画にしてはなかなか綺麗にまとめられていてとても良かったですね。特に最後の選挙で原作では菊馬はあと数秒のとこで裏切って弾のとこに移動したりしないらしいですね。別の人だとか。あと選挙に興味なかった弾がどうして2年になって立候補することになったのか。帝一と美々子の関係はどうなるのかとかアレだと気になることが多すぎますねw

でも原作未読でもとても楽しめる作品でしたね。見所として面白かったのは帝一とお父さんのテストの見せ合いのとことかめっちゃ笑っちゃいましたwあとマイムマイム作戦とか氷室ローランドが自殺するとき下がマットだったりとか最後の帝一がピアノでひいた曲の名前が「マリオネット(操り人形)」で帝一が「君たちのことだよ」と言ってエンディングに入るとことかついニヤッとしてしまう場面が多々ありましたw是非原作も読んでみたい!

 

それにしても最近菅田将暉君映画にですぎじゃないですかねw個人的にとても大好きな俳優です。