映画を観るということ

映画の感想を書き殴ったり(だいぶ甘めに)個人的な評価をつけたりします。

劇場版『Fate/stay night 【Heaven's feel 】Ⅰ.presage flower』感想 ファンも大満足の傑作!

にしてもタイトル長いなw

 

3年です。2014年Fate Projectで制作決定してから3年待ちました。古参の原作ファンはHeaven's feel(以下HF)の映像化を10年以上待った方もいるでしょう。

ufotableなら、須藤監督なら最高のクオリティでファンの望むHFを提供してくれると信じ待ち続けました。そんなHFの感想などを書きなぐりましたので良かったらお読みください。

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個人的な評価★★★★★(5.0) 

 

 満点です。ありがとうufotable。ありがとうTYPE-MOON。ありがとう須藤監督。

とにかく凄い作品でこれこそファンが長年待ち望んでいたHFだと言わしめる映像化でした。日常シーンも戦闘のシーンもしっかり大事なとこはこぼすことなくアニメでしか描けないオリジナルも交ぜられていて大満足でした。前2ルートとはまた違ったダークで重くさらに緊張感のあるストーリー。そしてなにより桜がかわいい!こんな後輩がいたらそりゃ守ってあげたくなりますよー!

声優さんの演技も最高でした。FateはキャストみんながFateという作品を大切に思ってくれてるのがいいですよね。

HFは1番ボリュームがあるのに3章じゃ足りないんじゃないかとかHFに梶浦さんの音楽は合わないんじゃないかとか余計な心配をしてた過去の自分を殴りたい!

そして大好きな作品の魅力を最大限伝えられない自分の語彙力の足りなさが悔しいです。とにかくすばらしいんです。キャスト、スタッフの劇場版HFにかける本気度がきっと観れば伝わると思います。人の、男と女の物語を是非観てください。

 

公開日初日はみんな拍手喝采でした。原作ファンとしてはほんとにほんとに感謝しかなかったです。

 

Fateを知らなくてもこれだけ知っておけばOK

 

Fateシリーズの展開 

Fate/stay nightは元々TYPE-MOONのPCの18禁ノベルゲームでその後ヒットしPS2PSVITAスマホなどと発展していきました。

Fateシリーズはたくさんアニメ化されていたりスマートフォン用ゲームFGOFate/grand order)が大人気なので名前くらいは聞いたことあると思います。今回映画化されたのはセイバーをヒロインにしたFateルート、遠坂凛をヒロインにしたUBWルートに続く第三のルート間桐桜をヒロインにした HFルートです。 HFは唯一映像化されていなかったファン待望の映画化だったのです!気をつけて欲しいのはHFは続編ではなく別ルートだということです。

 

ざっくりした内容

どういう内容なのかざっくり説明すると7人の魔術師が7騎の英霊(過去の英雄など)通称サーヴァントと呼ばれる使い魔を使役し何でも望みの叶う聖杯を求め殺し合う聖杯戦争を行うというもの。

HFは前2つのルートでは描かれなかった聖杯戦争の裏側、「聖杯」とは何かが描かれます。また前2ルートでは父、衛宮切嗣から受け継いだ「正義の味方になる」という理想を貫き通してきた主人公衛宮士郎がHFでは違う答えを出します。そこが醍醐味のルートなのです!

 

Fateあまり詳しくなくても映画見て大丈夫?

正直少しきついです。 HFはFateルート、UBWルートをプレイした前提で成り立つルートではありますがもちろん初見の方でも楽しめます、が今作はufotableUBWを観てる前提で話が進むので序盤のUBWと被ってる部分はダイジェストで話が進みます(アーチャー対ランサー戦から凛と教会に行くまで)。なのでできれば映画を観る前でも後でもいいのでufotableのアニメUBWせめて0話と1話)くらいは観て欲しいです。もっというなら原作をプレイしてみてください。

奈須きのこの素晴らしいシナリオを読んで感じて欲しいです。

ちなみにHFは今はタスクオーナ先生の漫画版がとてもオススメなので読んでみてくださいね。

Fate/stay night [Heaven's Feel](1) (角川コミックス・エース)

Fate/stay night [Heaven's Feel](1) (角川コミックス・エース)

 

 

  

ここからはネタバレを含みますので自己責任でお読みください。

 

 

STORY

「もしわたしが悪い人になったら
許せませんか?」

少年は少女を守りたい。そう、思った。
魔術師〈マスター〉と
英霊〈サーヴァント〉が、
あらゆる願いをかなえる願望機
「聖杯」をめぐり戦う――
聖杯戦争」が起きて10年、
冬木市で再び戦争が始まった。
前回の「聖杯戦争」の参加者である
衛宮切嗣の養子・衛宮士郎
遺志を継ぎ、戦うことを決意する。

士郎のそばには、彼を慕う少女――
間桐桜がいた。
彼女は毎朝、毎晩士郎の家に通うと
朝食と夕食を作り、
天涯孤独だった士郎と
優しい日々を過ごしていた。
だが「聖杯戦争」が始まると、
冬木の町に流れる空気が変わった。
あちこちで殺人事件が起き、
不穏な空気が流れ始める。
士郎は桜を自宅に泊めることを決意した。

士郎は召喚したサーヴァント・セイバーとともに、
魔術師の遠坂凛と同盟を結び
聖杯戦争」に臨む。

だが、その戦いは
暗躍する者たちによって大きくきしみ、
歪み始めていた。

 ストーリー | 劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」

 

感想

一番に一章の何が良かったかと言われると派手な戦闘シーンももちろん良かったのですが日常部分を丁寧に丁寧に描いてくれたことですね。

1年半前の桜との出会いから描いてくれたのは不意打ちでしたが嬉しかったです。HFはやはり桜との日常があってこその後半の怒涛の展開が活きてくると思うので。さすがは桜好きの須藤監督wまぁ須藤監督は未来福音での功績があったので安心して任せられましたね。

舞台挨拶で須藤監督は「1章は日常の崩壊をテーマにした」と言っていました。そう!HFで大事なのは士郎と桜達の日常なんです。なので日常の象徴である藤ねえや一成達にも出番がしっかりあってファンとしてとても嬉しかったです。

 

桜との出会いから始まり30分ほど経ってからオープニング(?)でスタッフの名前が出てくるとこは正直鳥肌が立ちましたね。(空の境界でも何回やられたことかw)

臓硯の蟲の上をスタスタ歩きながらの語りもHFがより重く感じられ最高でした。

 

そしてこの前2ルートを覆す序盤のわけのわからなさがHFなんだと思い出しました。改めて見るとHFって伏線だらけでしたね。

 

声優さんの演技も素晴らしかったですね。特に神谷さんの慎二。あれこそ僕たちの知る間桐慎二という感じでした。そして慎二を原作以上に出番を多くしてくれたのも良かったですね。彼はHFにおいてとても重要な位置付けなので。

 

個人的なHFのお気に入りシーンは学校の廊下で慎二が士郎に弓道部の片付けを笑顔で頼むシーンで士郎が「わかったよ」と言った後の慎二の憤りの表情とかすっごく丁寧でたまらなかったですねぇw

 

そして何より戦闘シーンがめちゃくちゃかっこよかった!特にランサー対真アサシン、ライダー対真アサシン。ハサン先生ももちろん兄貴が原作以上に活躍しててとても嬉しかったです。相変わらず作画はめちゃくちゃ綺麗で迫力ありましたね。バーサーカー戦やセイバーがライダーをホームランするシーンとかやばかったですね。

ライダーさんは物語終盤の活躍が早く楽しみですね( ˘ω˘ )

 

あとは綺礼の「食うか?」ちゃんとやってくれたwもしかしたら省かれるのではと心配していたのですがちゃんと描いてくれましたね。

あれこそ言峰綺礼が麻婆たる所以ですからね!

UBWまではサーヴァントが活躍するお話ですがHFに限ってはマスター達、人が主役の物語なのでサーヴァントは次々退場していきましたね。

 

2章は2018年!ほんとに2018年?信じていい?

タイトルは「lost butterfly」

2章ではギルガメッシュが大活躍!

そしてカッコいい士郎が早く観たい!

 いないとは思いますが「 え〜1章観たけどHF微妙じゃない?」なんて思った方、安心してください盛り上がるのはこれからです。

須藤監督を信じて2章を期待して待ちましょう。

 

 

そしてバッドエンドの鉄心エンド、スパークスライナーハイとノーマルエンドは是非円盤の特典につけていただきたい(ボソッ)

キャスト・スタッフ

原作 奈須きのこ/TYPE-MOON

・キャラクター原案 武内崇

・監督 須藤友徳

・音楽 梶浦由紀

・制作プロデューサー 近藤光

・アニメーション制作 ufotable

・配給 アニプレックス

・公開日 2017年10月14日

・キャスト 杉山紀彰/下屋則子/神谷浩史/川澄綾子/植田佳奈/伊藤美紀/中田譲治/津嘉山正種/水沢史絵/真殿光昭/小山力也/神奈延年/関智一/浅川悠/三木眞一郎/田中敦子/諏訪部順一/てらそままさき/門脇舞以/七緒はるひ/宮川美保/稲田徹

 

花の唄/ONE/六等星の夜 Magic Blue ver.(期間生産限定アニメ盤)

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『亜人』実写映画 感想 アクションがひたすらかっこいい

good!アフタヌーンにて絶賛連載中の桜井画門先生の漫画「亜人」の実写映画を観て参りましたのでその感想などを。

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個人的な感想★★★★☆(4.0)

これは出来のいい実写映画。そう自信をもって言えるからには面白かったです。不快にならない程度のオリジナルとそれだけは外してはいけないという原作の設定はきちんと残し原作ファンも楽しめるカッコいいアクション映画でした。そう、何よりアクションがかっこいいんです!

亜人達の常軌を逸した戦い方、CGによるIBMの戦闘。カッコ良かった!BGMもオーラルの主題歌もかっこよくてとてもクールな映画でした。

 

そして妹役の浜辺美波ちゃんが可愛い!キミスイ(君の膵臓をたべたい)で大ブレイクした浜辺美波ちゃん。今作でも遺憾なくその才能と可愛さを発揮していました。妹の慧理子は原作では兄を嫌っていましたが映画ではなぜか兄を慕っていたり海斗が出てこなかったり圭と佐藤の年齢がどうのだの気になる点も多いかもですがとりあえず観てみてください。ちなみに佐藤健綾野剛城田優ももちろんかっこよかったです。裸体がなかなかセクシーでした。

監督は踊る大捜査線PSYCHO-PASS サイコパスなどの本広克行監督です。

 

ここからはネタバレを含みますのでご注意ください。

 

簡単なあらすじ

 

 病気の妹を救うために研修医となった永井圭は
ある日、事故で死亡。しかし直後、生き返る。
亜人と発覚し、崩れ去る圭の人生。
国家に追われ続け、非人道的な実験のモルモットとなってしまう。
そんな圭の前に突如、人類に牙をむく亜人最凶のテロリスト【佐藤】が現れる。
自分の運命に葛藤する圭は、佐藤が描く亜人の未来に共感できないでいた。
やがて始まる、佐藤による衝撃の国獲りゲーム。
衡突する人類と亜人、そして亜人亜人。【絶対に死なない男】と【絶対に死なない男】の終わることなき
【エンドレス・リピート・バトル】が始まる。亜人たちは、永遠の命をどう生きるのか―?

STORY|映画『亜人』公式サイト

 

キャスト・スタッフ

・監督 本広克行

・原作 桜井画門

・音楽 菅野祐悟

・配給 東宝

・公開日 2017年9月30日

・出演者 佐藤健/玉山鉄二/城田優/千葉雄大/川栄李奈/山田裕貴/浜辺美波/綾野剛/品川祐/吉行和子/宮野真守など

 

個人的な感想

イケメン達がひたすらカッコイイアクションを繰り広げる。それだけでもう見栄えがあって良いですよね。

最後の終わり方は賛否あるでしょうけど僕は好きですね。佐藤健が裸でビルから無表情で飛び降りるという絵面は面白くて若干クスリとしてしまいましたがw

あとは浜辺美波ちゃん。浜辺美波ちゃんです。すごく良い笑顔しますよねこの子。やっぱり可愛かった!

もちろん川栄李奈も可愛かったしアクションもできて素晴らしかったですね。

 

ちょっと人間関係が良く分からなかったり設定の作り込みが浅い気がしないでもなかったですが個人的には概ね満足でした。

 

続編あってもいいなぁ…うん。ヒットしたら是非作って欲しいですね。

 

それにしても最近の漫画実写化作品は出来のいいものが多くて嬉しいですね(^^)

斉木楠雄のΨ難ハガレンも是非成功して欲しい!

 

最後に亜人キャスト陣の楽しそう写真を

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映画『ユリゴコロ』感想

沼田ほかる先生のヒット作「ユリゴコロ」 を観て参りましたのでその感想を。

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個人的な評価 ★★★★☆(4.0)

端的に言って面白かったです!目まぐるしく動く展開に夢中で120分があっという間でした。

ストーリーももちろんベテラン俳優達の演技力の高さもあって見応えありでした。

ただ序盤のグロがすごくて(主に自傷による血)そういうのが苦手な方は避けた方がいいかもしれませんね。自分もところどころ観てられなくて目を伏せてしまいましたwさすがPG12なだけはありました。

 

久しぶりに良い邦画が観れたなという感じでした!満足。

 

 

 

ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください

 

簡単なあらすじ


カフェを営む亮介(松坂桃李)の日常はある日突然崩れ去った。男手ひとつで育ててくれた父親が余命わずかと診断され、結婚を控えていた千絵(清野菜名)はこつ然と姿を消してしまったのだ。新しい家族を作ろうとしていた矢先の出来事を受けとめきれない亮介は、実家の押し入れで一冊のノートと巡り会う。「ユリゴコロ」と書かれたそのノートに書かれていたのは、美紗子と名乗る女(吉高由里子)の手記。人を殺めることでしか自分の生きる世界と繋がることができない女性の衝撃的な告白だった。

そんな美紗子もやがて洋介(松山ケンイチ)と運命的な出会いをし、「愛」というこれまで知る由もなかった感情に触れることとなる。しかしそれはさらなる悲劇の幕開けにすぎなかった。
自らの失意の中、美紗子の人生の奥深くに触れていくにつれ、次第にその物語が創作だとは思えなくなる亮介。いったい誰が、何のためにこれを書いたのか。なぜ自分はこれほどまでにこの手記に惹かれるのか。そして機を待っていたかのように、千絵のかつての同僚だったという細谷(木村多江)が、千絵からの伝言を手に亮介の前に現れた……。

映画『ユリゴコロ』オフィシャルサイト

キャスト・スタッフ

・監督 熊澤尚人

・原作 沼田まほかるユリゴコロ

・主題歌 Rihwa「ミチシルベ」

・公開日 2017年9月23日

・配給 東映 日活

・出演者 吉高由里子/松坂桃李/松山ケンイチ/佐津川愛美/清野菜名/清原果耶/木村多江

感想

それにしてもリスカきつかったなぁ…

吉高由里子松山ケンイチ松坂桃李の演技も良かったけど何よりみつ子役の佐津川愛美の狂気を感じる熱演にはなまるをあげたいですね。

展開的にはグロ→エロ→泣けるって感じでしたね。あんな序盤は暗くてミステリー感満載だったのに最後はなぜか胸がすーっとするような終わり方で面白かったですね。ミステリーと恋愛のうまい具合のバランス。ちょっと次の展開は予想しやすかったけど気を引く展開の連続で夢中でした。

あとは現実感がなかったのがちょっと残念でしたね。さすがに出来すぎだろという偶然の連続。そして何より感情移入が難しいw

 

まぁそれがあってもすごく良い作品だったと思います!

 

 

映画『あさひなぐ』感想 乃木坂46主演!

乃木坂46メンバー主演の原作漫画の実写映画!

薙刀なぎなた)をする少女達の青春物語。

物語は舞台から映画へ───

 

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個人的な評価★★★★☆(3.8)

良かった!想像以上に良かったです。舞台版でもそうでしたが乃木坂メンバーによる演技もなかなか侮れないものです。みんなキャラもハマっていてとても見応えあるものでした。

演技だけでなくストーリーもグッドでした。運動音痴な少女が時間をかけ成長していく青春もの。観ていてとても気持ちいいです!

そして所々に笑いありのちょうどいいコメディ感とシリアス。乃木坂ファンだけでなくきっとみんな楽しめる映画になってました。(自分の行った映画館では女性客もいっぱいいました!)

「悲しみの忘れ方」以来の大画面で観る乃木坂!

まだ観ていない方は是非!

 

乃木坂46の主題歌「いつかできるから今日できる」のMV

 


ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください

簡単なあらすじ

 春、元美術部で運動音痴の主人公・東島旭は、二ツ坂高校へ入学する。旭は1つ先輩の宮路真春と出会い、その強さに憧れ“なぎなた部”入部を決意! 同級生の八十村将子、紺野さくら、2年生の野上えり、大倉文乃と共に部活動をスタートしたが、“練習は楽で運動神経がなくても大丈夫”─そんな誘い文句とは真逆で稽古は過酷そのもの!

 やがて三年生にとって最後となるインターハイ予選を迎える。順調に勝ち進んだ二ツ坂だったが、決勝でダークホースの國陵高校に敗れてしまう。なかでも國陵の1年生エース・一堂寧々の強さは圧倒的だった。

 野上新部長のもと再スタートを切った二ツ坂は山奥の尼寺で僧侶・寿慶(江口のりこ)の厳しいしごきによる、地獄の夏合宿を経て一回り大きく成長し、挑んだ秋の大会。再び二ツ坂の前に宿敵國陵高校と一堂寧々が立ちふさがる。

 そこで、二ツ坂にとってまさかの出来事が─。

真春はは部活動に姿を見せなくなり、精神的支柱を失った二ツ坂はバラバラになってしまう。そのとき、旭は……。

 物語はクライマックスへ向けて大きく動き出す─。

映画『あさひなぐ』 公式サイト | イントロ・ストーリー

キャスト・スタッフ

・監督 英勉

こざき亜衣

・公開日 2017年9月22日

・主題歌 乃木坂46「いつかできるから今日できる」

・出演者

西野七瀬/桜井玲香/松村沙友理/白石麻衣/伊藤万理華/富田望生/生田絵梨花/松本妃代/岡野真也/江田友莉亜/紀咲凪/北原帆夏/樋口柚子/緒方もも/宮田祐奈/松田佳央理/中田花奈/斉藤優里/中村倫也森永悠希/角替和枝/江口のりこ

 

感想

これは続編欲しいですねぇ…原作は未読ですがきっとここから面白くなるんだろうなって気はします笑

映画自体は特に退屈を感じることなく気持ちよく観れたので良かったと思います。

 

キャラごとに見る乃木坂46

 

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西野七瀬(東島 旭役)

なぁちゃん!良かった!いい感じのドジっ子感が出ててハマってました。舞台版のあしゅ(齋藤飛鳥)も相当良かったけどこっちも最高の演技でした。かわいい。

 

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桜井玲香(八十村将子役)

キャプテン!舞台版のさゆにゃん(井上小百合)が惚れ直すくらいいい演技しててかっこよかったですがこっちの将子もかっこよかった!不良少女感が出ててよかったです。演技も文句なしに上手い。かわいい。

 

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松村沙友理(紺野さくら役)

さゆりん!さくらちゃんの性格がまんまさゆりんそっくりだったためかお嬢様役がめちゃくちゃハマってましたwちなみに舞台版の新内さんも素晴らしかったです。かわいい。

 

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白石麻衣(宮路真春役)

まいやん!かっこよすぎた!一番ハマってましたね。演技もさすがとしかいいようがない。ちなみに舞台版はわか(若月佑美)でしたがそっちも良かった!かわいい。

 

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 ・伊藤万理華(野上えり役)

りっか!最初はどうかと思ってましたが想像以上に良かった!優しい先輩役がとても合ってましたね。ちなみに舞台版は生駒ちゃんが演じてましたがそっちも良かった!かわいい。

 

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 ・生田絵梨花(一堂寧々役)

いくちゃん!出番は思った以上に少なくて残念でしたが演技は最高だったと思います。かっこよかったです。舞台版ではみおな(堀未央奈)が演じてましたが迫力がすごかったですねぇ…(また見たい)かわいい。

 

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 ・中田花奈斉藤優里(旭の同級生役)

かなりんとゆったん!個人的にふたりとも大好きなのに出番が少なくてがっかり…残念。

でもかわいい。

 

こんなにもみんなキャラがハマってると感じたのはキャスティングが良かったというのもあるのだろうけど乃木坂メンバーの演技力の高さでしょうね。歌やダンス、モデル以外にも演技もできるんだぞと見せつけてくれました(前から知ってましたが)

乃木坂メンバーが演じるキャラ以外にも大倉文乃、小林先生、寿慶さんなど個性豊かなキャラクターがたくさん出てきてよかったですね。

 

また乃木坂46メンバー主演の映画が観たいですね!

 

 

 

 

 

 

 

最近のブログについて

最後の更新から1週間以上空けてしまった…

すいません、忙しくて投稿できませんでした😭

 

しかし、決してやめるわけではありませんので。以上!!

次回更新をお待ちください!

『ダンケルク』感想 やはりノーラン作品にハズレなし!

公開前から話題になってたクリストファー・ノーラン監督最新作「ダンケルク

クリストファー・ノーランが初めて挑んだ実話。

その感想などを。

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個人的な評価★★★★☆(4.5)

凄く良かった圧倒的な映像評価と緊迫感のある音楽と音響。まるで自分が戦場に立たされているかのようなリアリティ。圧巻でした。描かれるのは相手を打ち負かす「戦い」ではなく「撤退」。物語は空、海、陸の3つの視点で語られ、絶望しかないダンケルクから生きて帰れるかというシンプルなストーリー。約100分間があっという間でした。「ダークナイト」、「インセプション」、「インター・ステラー」といいクリストファー・ノーラン監督作品にハズレなし!を本作でさらに証明してしまいましたね。

この作品は是非劇場で観て感じて欲しいですね(できればIMAXで)

 

 

ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください

簡単なあらすじ

 

フランス北端ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。背後は海。陸・空からは敵――そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。

一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら、出撃。こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?

映画『ダンケルク』オフィシャルサイト

キャスト・スタッフ

・監督 クリストファー・ノーラン

・配給 ワーナー・ブラザース

・出演者 フィン・ホワイトヘッド/トム・グリン=カーニー/ジャック・ロウデン/ハリー・スタイルズ/アナイリン・バーナード/ジェームズ・ダーシー/バリー・コーガン/ケネス・ブラナー

 

感想

個人的にだけど「ハクソー・リッジ」といい「ダンケルク」といい今年の戦争映画は傑作揃いだなぁ。

改めて良かった…良かったよダンケルク

僕の中の名作戦争映画ランキングベスト3が新たに更新されたよ。クリストファー・ノーランの映画の映像技術や迫力ある音響は独特な世界観のフィクションでこそ輝くものだと思っていましたがノンフィクションでも顕在でしたね。

 

「陸」での1週間、「海」での1日、「空」での1時間。異なる時間軸、時間量で動いているのに一つの物語として上手く成立していて「編集」の巧さを見せつけられましたね。

あとは何より音楽と音響。観客が実際に戦場に放り込まれたような迫力。言い過ぎのように聞こえるかもしれないけど本当にすごかった…

 

 そして陸でも絶望、空でも絶望、ダンケルクから出航する船も沈没させられまくり海でも絶望。ノーラン作品独特の重々しさはクセになりますね。

 

 次のクリストファー・ノーラン監督作品にも期待したいですね。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』感想

ついに日本上陸!韓国でとても話題になったゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」を観てきたのでその感想などを。

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個人的な評価★★★★☆(4.5)

とても素晴らしかったですよ。最初から最後まで時間を忘れるくらい120分があっという間でした。列車を舞台にしたゾンビ映画ではめずらしい狭い空間でのサバイバル。グロは割と抑えめで観やすいのでホラー苦手って人でもきっと大丈夫だと思います。ハラハラドキドキする展開満載でホラー映画としてもヒューマンドラマとしても完成度が高かったです。そして最後の展開には泣く人もいると思います。オススメです。

 


ここからはネタバレを含むので自己責任でお読みください

 

簡単なあらすじ

ソウル発プサン行きの高速鉄道KTXの車内で突如起こった感染爆発。疾走する密室と化した列車の中で凶暴化する感染者たち。感染すなわち、死ー。そんな列車に偶然乗り合わせたのは、妻のもとへ向かう父と幼い娘、出産間近の妻とその夫、そして高校生の恋人同士・・・果たして彼らは安全な終着駅にたどり着くことができるのか―?目的地まではあと2時間、時速300km、絶体絶命のサバイバル。愛するものを守るため、決死の闘いが今はじまる。彼らの運命の行き先は・・・。 

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』公式サイト

キャスト・スタッフ

・監督 ヨン・サンホ

・日本公開日 2017年9月1日

・配給 ツイン

・上映時間 118分

・製作国 韓国

・出演者 コン・ユ/チョン・ユミ/マ・ドンソク

 

感想

とりあえず言わせてくれ。マ・ドンソク(サンファ)の兄貴が最高だった。きっといいパパになっただろうなぁ😭

妊婦と旦那さん、高校生カップル、老夫婦姉妹…ゾンビとの戦いを通して主人公のソグとスアンだけでなく一人一人に焦点が当てられそれぞれにドラマがあったのが素晴らしかったですね。

 

最後は最近だと「ローガン」にとても似てましたね。娘を守るためにパパ犠牲エンド。周りからもすすり泣きが聴こえてきました。ドキドキしながら観てる僕の隣のおばあちゃんから「ハッハッハ!www」なんて笑い声が聴こえてきた時はビックリしましたけど(笑える展開あったっけ?)

スアンとソギョンだけが生き残る終わり方は予想できてたけどそれでも辛かったなぁ

 

あとゾンビの足が異様に速かったですね。まさかあんな全速力で走ってくるなんて…「ウォーキング・デッド」の鈍いゾンビにすっかり慣れていたのでドキドキしました。

個人的には実写バイオハザード1より好きな作品となりました。

 

それにしても放題は相変わらずのダサさw

原題の『釜山行き』(부산행/TRAIN TO BUSAN)で良かったろと思わなくもないです。

 

新感染の前日譚を描くアニメーション映画「ソウル・ステーション/パンデミック」の評判は微妙みたいですね…

間違いなく傑作でした。やるな韓国